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Made in UK.  - 2013.07.09 Tue

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9ヶ月前に住み慣れた家から現在住んでいるコンドに引越しする際、かなりの家具や思い出の品や沢山収集したアート系のハード・カヴァーの本やら、場所を取るレコードなどを捨てねばならなかった。しかしこれは断捨離をする良い機会でもあり。これから将来だんだんモノを減らして身軽になって藤沢周平ではないけれどろうそくが消えるように無くなっていきたいなんてカッコいい事をばあ様は考えていた。

そしてコンドに移ったあかつきには物を増やさない、もう絶対に本や雑誌類は買わない。コンドに隣接する大きな図書館を利用する事でこれは避ける事が出切ると確信していたのに・・・ふらっと入った本屋の棚に英国の月刊雑誌 "MOJO" が眼に飛び込んできました。なんと若かりし頃の Eric Clapton がカヴァーに、その眼は私に語りかけています、"Take me home, Take me home" と囁いているではありませんか。

しかも表紙には "CLAPTON SPEAKS" という見出し、12ページにも及ぶ独占インタヴューに沢山の写真が!これが買わずにおられようか。あの決断はどうしたの?雑誌は買わないはずじゃ。だって表紙にCDまでマウントされてるじゃないですか。 Eric が監査したブルースの曲を集めたコンピレーション盤が付いて$13.50 これに税金を足すと$15 ちょっと。CDも付いてる事だし少し罪の意識を感じながらキャシャーにいそいそと向かうまん丸。

誰に叱られる分けでもないですが、やはりこの罪の意識は何処からやってくるのでしょうか?アレだけ捨てるのが辛かった本やら雑誌の事を考えるとやはりね。自分で作った法律を破るような重大な過ちを犯したような気分になったのでした。 しかし記事を読み進むにつれてそんな事はどうでもよくなり、とても幸せな気持ちになっていたというかこの両極端な自分を眺めて可笑しくなってしまいました。

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記事は身近な人々や昔の関係者からの秘話などもあり。「The Yardbird に入った頃の Eric は、Crew cut にバリバリの Ivy League (アイヴィー・リーグ)スタイルに嵌まっていたんだ。Rock'n Roll と言うよりも Steve McQueen って感じだったぜ、まったくとっつきにくい嫌な奴だった、でも一度ギターを弾きだすと凄いんだ。奴は直ぐにポピュラーになったよ」 とその頃の写真が掲載されているのです。(右端の写真の左の方で腕を組んでいるクルー・カット頭の青年) そういった面白い話しや彼の真面目なインタヴューが満載。(Oさん、Eric のボタン付きじじシャツをご覧あれ、かっこいいでしょ)

そしたらだんだん Eric Clapton の歴史を辿りたくなり CD を掘り出したり、LP盤に針を落としたりと時間があっと言う間に過ぎていきます。楽しい事をしているといくら時間があっても足りないのね。このアルバムは、まん丸がまだ15-6歳の時にお小遣いを貯めて買った Cream の "Wheels of Fire" ですね。値段を見ると1750円と印刷してあります。あの頃のこの値段は途方もなく高かったような気がしますが、ロック少女だったまん丸は Crossroads や Spoonful を聴いて興奮していたのですね、あれから早何十年ロック少女だったまん丸はばあ様に・・・(どこかで聞いたような口調) 針を落とすとあの頃の自分が鮮明に蘇えりますね。

Eric Clapton の曲で一番好きなのが "Layla" です。これほど強烈でロマンティックで感情が爆発した Love Song はないでしょう、アーティストは自分の生活を、そのイモーションを作品にぶっつけて自分を表現する分けだけど、これほどまでに自分をさらけ出すってやはり凄いとしか言いようがありません。この曲はもう有名過ぎて説明がいらないほどですが、こんな曲を贈られた Pattie Boyd は "NO" とは言えないでしょ。

この "Layla" は12世紀のペルシャの詩人 Nezami (Nizami) Ganjavi の書いた "Layla and Majnun" という物語が元になっているそうです。叶わぬ恋は男を狂気の世界に追い込みずっと Layla を求めてさ迷い歩いた男の話しなのです。その話しにひっかけてその頃 ビートルズの George Harrion と結婚していた人妻 Pattie Boyd に熱烈なメッセージを送った狂気の男が Eric Clapton だという事なのですね。しかしとてもロマンティクな古い文学から名前を借りたというのが興味深く曲の資料を調べていくと本当に面白いですね。しかしその激しく燃えた愛も Eric が愛人と作った子供(息子 Conor ) がもとで15年の結婚生活に終止符を打ちました。Pattie と Eric の間には子供が出来なかったのです。

ここに Layra の jazz version (Unplugged version) を見つけました。なんと(眼鏡をかけなおして良く見ると) Bass Clarinet? をプレーしているの Marcus Miller ではありませんか、ギターだけではないのですね驚いた、なんだかクラリネット(あのサイズがサックスに見えて仕方が無い)を吹いている姿は Sonny Rollins と良く似ていません?。Joe Sample のピアノに David Sunborn, Steve Gadd という顔ぶれ!(お時間のある方はどうぞ)あははっ、やっと話題がジャズに繋がった。

Eric Clapton & Mark Knopfler - Layla, Lyrics:

What'll you do when you get lonely?
No one waiting by your side?
You've been running and hiding much too long.
You know it's just your foolish pride.

Layla, you've got me on my knees.
Layla, I'm begging, darling please.
Layla, darling, wont you ease my worried mind?

I tried to give you consolation
When your old man had let you down.
Like a fool, I fell in love with you,
Turned my whole world upside down.

Layla, you've got me on my knees.
Layla, I'm begging, darling please.
Layla, darling, wont you ease my worried mind?

Lets make the best of the situation
Before I finally go insane.
Please don't say we'll never find a way
And tell me all my love's in vain.

Layla, you've got me on my knees.
Layla, I'm begging, darling please.
Layla, darling, wont you ease my worried mind?

(repeat)

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(以下 photos by manmarukumi )

しかしその後 Eric は最悪の事故で息子 Conor をビルの53階からの転落死という悲劇を経験します。(4歳の息子とその母親(元モデル)とはもうその当時一緒に住んではいませんでした)、その時に生まれた曲が "Tears in Heaven" というとてもジェントルで静かな曲です。これは彼にとってヒーリングの役割を果たしてくれたと後に語っていますが、その後 Clapton はこういう事故が起こらないようにと子供の為の高層ビルなどの安全性を強調するメッセージを公共の場に送っています。この二曲の違った愛のカタチはまん丸の心にいろんな意味で深く残りました。現在68歳になる Eric は、なんと4人の娘に恵まれ今が一番充実しておりとても幸せだそうです。


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さてもう一枚、 UK からのお気に入りはこの人 John Leyton です。まん丸にとってはこの一曲 "Lonely City" だけなのですが、私はまだこの曲が流行っていた頃小学生だから多分これは兄「三角」の影響でしょう。でもこの時代ブリテッシュ・ロックやポピュラー・ソングもUK からのモノが多かったような気もします。(しかし You-tube で検索したら何でもあるので驚きです、まさかこの歌までみつかるとは) とにかく外国の音楽に触れることは少女にとって人生の旅の入り口だったのかもしれませんね。しかしこのレコードのトランスペアレントの赤い色がなんともいえないですね、時代を感じます。


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(二つで$5ドルのセールでした、多分次に行ったら消えているその場限りの輸入商品でしょう)

このパッケージのノスタルジックな写真がいいでしょう。実はこれポテト・チップスの袋なんですけど。スーパー・マーケットで目を引いたのでついつい買ってしまいました。 Made in UK とあります。英国製のポテト・チップスなんて初めて見ました。ケトル・スタイルというかバリバリ、パリパリとした固めに揚げてあるスタイルで歯ごたえのあるチップスです。そしてその袋の裏に、「もし貴方の家に古い写真があれば是非こちらまでおお送り下さい、当社でよいと思われる写真をパッケージに採用します」 と書かれているではありませんか。黄色いパッケージには大きなチーズを前にしたオバちゃん達のショット、これはチーズ味でした。そして黒いパッケージは黒胡椒味でかなり大人の味、そのショットは元気溌剌な女性の水着姿!なんと洒落た企画でしょう。これは最近みた中でもかなり楽しいパッケージです。


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(Fish & Chips をオーダーすると一つだけオマケについてくるオニオン・リングなかなか上手い商法だね)

そして英国といえば、これしかないでしょ。それは "Fish and Chips" ですね。日本の立ち食い蕎麦またはうどんみたいな感じでしょうか。最近まん丸と兄貴の三角が見つけた穴場、アジア系住人の多い地域なのにここだけはいやにお客様の層が英国系の年配の方が多い。見た感じかなり脂ぎっていますが、からっと揚がっていて中の魚の身はとても美味しい。そしてフレンチ・フライ (Chips) もあまりグリーシィーでなくいい感じです。これは人気があるのも納得。見ていると彼らはこのフレンチ・フライが沢山付いているにもかかわらず、その上にオニオン・リング(玉葱の輪切りに衣を付けて揚げたもの)をもう一皿注文しているではありませんか!どうりで皆さん不健康に胴体の辺りがビア樽状態になっておられます。これだけ脂を摂取すればこうなるわけだ。たまにこの Fish and Chips を無償に食べたくなってしまうまん丸ですが、これは数ヶ月に一回に抑えておいた方が無難でしょう、食べた後が恐いのです。ここはレストランというより大衆食堂と言った方が相応しいスポット(所謂グリーシィー・スプーンの一種ですね)、立派な体格のフェイク・ブロンドのウェートレスのオバサンの腕の刺青なんかを目にしていると、リヴァプール(Liverpool) の荒々しい港町を想像してしまいました。

今回はなんとなく英国特集になってしまいましたね。Clapton から Fish and Chips とはまん丸の頭の中はもう錯乱状態です。(笑)当分 Eric Clapton とのジャーニーは続きそうですが、お次の英国はジャズに戻って Tubby Hayes 辺りに的を絞らねば。

The Breeze; An Appreciation of JJ Cale (2014)
OLD SOCK (2013)
WYNTON MARSALIS & ERIC CLAPTON Play the blues (2011)
CLAPTON (2010)
BACK HOME (2005)
REPTILE (2001)
RIDING WITH THE KING - B.B.KING & ERIC CLAPTON (2000)
clapton chronicles the best of eric clapton (1999)
PILGRIM (1998)
The Very Best of Cream (1995)
From The Cradle (1994)
Unplugged (1992)
ME AND MR. JOHNSON (1990)
Derek and The Dominos - Layla and other assorted love songs (1970)
CREAM - WHEELS OF FIRE (1968)
CREAM - Disraeli Gears (1967)
Bluesbreakers John Mayall with Eric Clapton (1966)

"After Midnight live" Live at the Shoreline Amphitheatre (1988) DVD
"Eric Clapton and Steve Winwood Live from Madison Square Garden" (2009) 2 DVD's

The Complete Recordings Roberto Johnson (ついでにエリックの一番好きだという方)

今のところここまで聴きなおしました。

つい最近 Eric Clapton の新譜 "The Breeze; An Appreciation of JJ Cale" (2014) を聴きましたが、何かちょっとばあ様の好みとは違っており、少しがっかりしました。Tom Petty, Mark Knopflen, John Mayer, Willie Nelson, など参加しているのですが、Willie Nelson が入っているあたりから、もう違うなって予感があったのですが、まあこんなもんでしょう。(12/4/2014)


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この花をみていたら、こんな歌 Old Love が頭をよぎりました。(必聴めちゃええわぁ~!)


最後に、幸せな一曲 Somewhere Over The Rainbow
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