Neil Swainson & Brian Dickinson Duo Live (4/17/2010) - 2010.04.28 Wed
春の花々も咲き出して暖かくなったと思いきや、また寒さがぶり返してきました。さて4月の ”Ichiriki” ライブはベーシスト Neil Swainson とピアノのデュオでした。

( photos by manmarukumi )
今回ニールが伴ってきたピアニストは、Brian Dickinson です。カナダではもうジャズ・ファンにはお馴染みの上級のピアニストです。毎回ニールがパートナーに誰を選ぶのかがとても楽しみになっています。Robi Botos をはじめいつも現在活躍しているすご腕達が登場します、その日はワクワク度が急上昇。
さて今回の Brian Dickinson を始めてCDで聴いたのが、2000年の中頃位だったと思うのですが、それ以来聴く方向がてんでバラバラだったので、かなりのご無沙汰でした。今回はなんだか以前とは違った印象で年季の入った演奏で本当に素晴らしいライブを披露してくれました。CDで聴いた時よりもうんとリッチで味わいのあるサウンドで大満足です。

http://www.briandickinsonjazz.com/
気になるので盤を引っ張り出して調べると、2003年に Kieran Overs Quartet の ”For The Record” という盤で彼を始めて聴いています。ベーシストの Kieran Overs はちょっとクールで甘さを控えたベース。そのベースの音色に Brian のピアノがよく合っています、この Quartet はなかなかインテリジェントで鋭いというか、隙がないと言うかしっかりと聴かせてくれます。こういう緊張感もよしです。
この盤では、Dickinson のピアノは” Bacchanal” と言う曲で彼の腕のみせどころを発揮しています。これって私の好きなケニー・バロンの曲じゃないですかぁ。熱い選曲の後のバラードも繊細な表情でまた違った面をかいまみる事ができ、この盤はなかなか良い構成で満足できたものでした。

↓ この二枚はここで試聴できます。
http://www.jazzinspiration.com/artist2.html
しかし私は彼のリーダー盤を一枚も聴いたことがないのです、”In Transition”(1991)と言う盤で Best Jazz Recording in 1991を受賞しています。1993年には Compoer of the Year に選ばれています、しかしカナダの全てのアーティストをフォローすると言うのは不可能なので、その都度に必要な事を知らべてご紹介できればと思っています。1961年生まれ、トロントから西北に位置する Guelph という街の出身。トロント大学やハンバー・カレッジで教鞭をとりながらライブ活動でも活躍。当年とって49歳、スイング感も抜群、今回のライブはCDで聴いたよりも数倍も印象が良かったです。
もう一枚の彼の参加盤では、Kirk MacDonald というサックス奏者の率いる Sextet の盤で ”New Beginnings” (2000)と言うメインストリーム・ジャズでした。Kirk のオリジナルを集めた盤でここでは Neil Swainson もメンバーの一人として参加しています。という事で古くからこの2人は活動を共にしているのでやはり相性が良いのでしょう。文句なしのピアノとベースのデュオでした。

<1st. set>
1. Love Letters
2. Speak Low
3. Haunted Heart
4. Monk's Dream
5. Elsa
6. (Paul Chamber's Blues)
一曲目の ”Love Letters” のイントロが終わって途中までタイトルが出てこなかった、なかなか面白いアレンジで、へ~っこうくるか!って言わせてくれました。なかなかユニークな発想、先が見えません段々ワクワク度が増して来たじゃないですか。”Speak Low” はLow ではありませんでした。これはSpeak Loud なのでした。こんな感じの Speak Low は今まで聴いた事がありませんでしたが、Dickinson の左手の使い方がすごく興味深いでした。ミュージシャン達のアレンジの面白さって個性的で今更ながら毎回楽しい驚きに浸ってしまいます。
3曲目にニールが ”この題がわかった人に僕はその人にビールを奢ります、でもわかんないだろうな”とか言うから、懸命に聴いていたけど判らなかった。しかも最近 Marc Copland Trio で同じ曲を聴いたところだったのに、まあこの盤でもアレンジでわからなかったのだけど、この曲 ”Haunted Heart” ってあまり掴みどころのない曲だと思ったのでした。
お次は、Monk がきました。いやぁもう2人の創造性には脱帽です。あまりにも意外な展開、曲の持つよさを数倍に引き立てたアレンジが凄い、でもめちゃくちゃこね回すのでなくちゃんとオリジナルの良さは残っていて心地よいのです。Dickinson の両手がまるでアメンボーが水の上を滑っているように見えました。ニールのピチカートが活き活きと響いてきます。
ニールは”Elsa” はBill Evans の曲と説明してたけど、これは彼のお気に入りだったけど、作曲したのはEvans ではなかったような。1st. set.の最後の曲は、Paul Chambers の曲、ブルースだけどタイトルがわからない、でもベーシストの為の曲と言うことはニールの演奏で一目瞭然。いやぁ良かったなぁ。体の半分に元気が充電された!

( photo by john )
<2nd. set.>
1. Where or When
2. Alone Together
3. My Old Flame
4. Gloria's Step
5. Where are You
6. Wail
さて2nd. set. の一曲目を聴くと、どういう訳だかダイアナ・クラールが頭に浮かんでしまう。それくらいこの曲を彼女はしっとりと素敵に歌っていたので頭にこびりついているのである。だからずっと彼女の声が頭で演奏と平行に鳴り響いていました。(ダイアナ、ちょっとあっちに行っててちょーだい!)
ニールのベースのイントロで始まった Alone Together はメロディー・ラインで突っ走りました、デュオ・ライブの良さは普段ベースでは聴けないパートを、ベースがやってしまう楽しさにあります。氷柱をパキパキと折っているようなクリスプな音が耳に気持ちよい。ニールの顔の表情が豊かで溢れんばかりの”Joy” が感じとれます。
”My Old Flame” いい曲ですね、私もこんな曲を Mae West みたいに歌ってみたい(笑)。お次はもう紹介は必要なしか ”Gloria's Step” は Scott Lafaro の曲ですが。思い入れがある曲を奏でているアーティストって本当に曲と一体になっていて感動させられるものがありますね。だからライブは止められない!
”Where Are You” でみせる Dickinson の技術の素晴らしさ、手の動きが実に無駄なく綺麗。二人の手の動きがよく見えるお席に座らせて頂いて、いつも感謝です(かなり贅沢になってきました、でもこれに甘えてばかりじゃ駄目よと一応言い聞かせているまん丸であります)
最後の曲は?何々?Whale って鯨?じゃないでしょ。でもそう聞こえるんだよね。ねぇ、まん丸ちゃん今のWhale って言ったよね。。実は私にも鯨と聞こえます。しかしですねそんなはずありません、その疑問に私は家にかえっから調べました。Bud Powell の曲なんだけど、そんな題の曲あったかな。悲しいかな私の英語力ってこんなもんか。Whale と Wail の聞き取りができてませんでした(とほほ)。
タイトルは ”Wail” です、2人のエネルギーが燃焼寸前、盛り上がりが凄い。まさにWail (泣き喚くとか悲しげな音を出す強風のこと)でした。う~ん、今回のライブも最高に盛り上がりました。
ICHIRIKI RESTAURANT

120 Bloor Street East, #103 Toronto ON. Tel: 416-923-2997
ニールがいつも言います、この”一力”のライブは彼らにとっては特別なステージ、本当にジャズを愛する人々が集まって自分達の音楽を心から楽しんでくれる、こんな環境はめったにありません有難うって。
トロントのジャズ・バーの騒がしさは本当に凄く煩い、多分日本と比べると煩いのレベルが違います。なのでここにやってくるアーティストはライブの最後に本当に満足して終わることができます。そんな環境を作っているのがこのレストランのオーナーである ”リキさん” とプロデューサーの ”Mr. M氏” です。
世界一長いストリートである、Yonge Street (ヤング・ストリート)から東に1ブロック、on ブロアー・ストリートにあります ”Ichiriki Restaurant” はダウンタウンのブロアー駅からすぐなのでとても便利です。ジャズの好きなオーナーのリキさんと Mr. M 氏が選択するアーティスト達はカナダでもベテランの凄腕ばかり、なのでティケットは直ぐに完売してしまいます。
最近楽しみなのは、ジャズ・ディナーと称しているからお料理の方も素晴らしく楽しいメニューが出されることです。思いがけない素材が、カタチが、想像を掻き立てられる新しいメニューに変身して楽しみも一段とアップです。次のアーティストは一体誰が来るのかな、次のメニューはどんなかな?。。。今からもう次のライブが待ちどうしいまん丸なのです。今回もエネルギー充電完了です!
物静かなリキさんが突然ヒョウキンになる一瞬!

( photo by john )
”ねぇ、ニール、ベースと手の写真を撮ってもいい?”、”いいよ、こんなのはどうだい。”
”・・・?” ニールは冗談も好きなのね(笑)

Neil, you have a sense of humor too!
Brian Dickinson のピアノを聴いて欲しくて You-tube で探してみたのですが、彼のソロというのはみつかりませんでした。この一つだけが唯一 Brian と Neil が参加していたものですが、微かに聴こえる彼のピアノが聞き取れるのでお時間があれば聴いてみてくださいね。場所はジャズ・バーのレックスです。
Brian によると5月か6月には新譜 ”Around the Bend”というタイトルの盤がでるそうです。これはギタリストの Ted Quinlan とのデュオだそうです。そして秋にももう一枚出る予定なのでその時にまたお知らせできればと思っています。なんだか嬉しくなってきました。
The Rex, Toronto (2008) Randy Brecker (tp), Joe Labarbera (ds),
Pat Labarbera (sax), Brian Dickinson (p), Neil Swainson (b)

http://www.ichiriki.ca/
トロントにお住まいの皆さん、ライブスケジュールはホームページでチェックしてね。

( photos by manmarukumi )
今回ニールが伴ってきたピアニストは、Brian Dickinson です。カナダではもうジャズ・ファンにはお馴染みの上級のピアニストです。毎回ニールがパートナーに誰を選ぶのかがとても楽しみになっています。Robi Botos をはじめいつも現在活躍しているすご腕達が登場します、その日はワクワク度が急上昇。
さて今回の Brian Dickinson を始めてCDで聴いたのが、2000年の中頃位だったと思うのですが、それ以来聴く方向がてんでバラバラだったので、かなりのご無沙汰でした。今回はなんだか以前とは違った印象で年季の入った演奏で本当に素晴らしいライブを披露してくれました。CDで聴いた時よりもうんとリッチで味わいのあるサウンドで大満足です。

http://www.briandickinsonjazz.com/
気になるので盤を引っ張り出して調べると、2003年に Kieran Overs Quartet の ”For The Record” という盤で彼を始めて聴いています。ベーシストの Kieran Overs はちょっとクールで甘さを控えたベース。そのベースの音色に Brian のピアノがよく合っています、この Quartet はなかなかインテリジェントで鋭いというか、隙がないと言うかしっかりと聴かせてくれます。こういう緊張感もよしです。
この盤では、Dickinson のピアノは” Bacchanal” と言う曲で彼の腕のみせどころを発揮しています。これって私の好きなケニー・バロンの曲じゃないですかぁ。熱い選曲の後のバラードも繊細な表情でまた違った面をかいまみる事ができ、この盤はなかなか良い構成で満足できたものでした。


↓ この二枚はここで試聴できます。
http://www.jazzinspiration.com/artist2.html
しかし私は彼のリーダー盤を一枚も聴いたことがないのです、”In Transition”(1991)と言う盤で Best Jazz Recording in 1991を受賞しています。1993年には Compoer of the Year に選ばれています、しかしカナダの全てのアーティストをフォローすると言うのは不可能なので、その都度に必要な事を知らべてご紹介できればと思っています。1961年生まれ、トロントから西北に位置する Guelph という街の出身。トロント大学やハンバー・カレッジで教鞭をとりながらライブ活動でも活躍。当年とって49歳、スイング感も抜群、今回のライブはCDで聴いたよりも数倍も印象が良かったです。
もう一枚の彼の参加盤では、Kirk MacDonald というサックス奏者の率いる Sextet の盤で ”New Beginnings” (2000)と言うメインストリーム・ジャズでした。Kirk のオリジナルを集めた盤でここでは Neil Swainson もメンバーの一人として参加しています。という事で古くからこの2人は活動を共にしているのでやはり相性が良いのでしょう。文句なしのピアノとベースのデュオでした。

<1st. set>
1. Love Letters
2. Speak Low
3. Haunted Heart
4. Monk's Dream
5. Elsa
6. (Paul Chamber's Blues)
一曲目の ”Love Letters” のイントロが終わって途中までタイトルが出てこなかった、なかなか面白いアレンジで、へ~っこうくるか!って言わせてくれました。なかなかユニークな発想、先が見えません段々ワクワク度が増して来たじゃないですか。”Speak Low” はLow ではありませんでした。これはSpeak Loud なのでした。こんな感じの Speak Low は今まで聴いた事がありませんでしたが、Dickinson の左手の使い方がすごく興味深いでした。ミュージシャン達のアレンジの面白さって個性的で今更ながら毎回楽しい驚きに浸ってしまいます。
3曲目にニールが ”この題がわかった人に僕はその人にビールを奢ります、でもわかんないだろうな”とか言うから、懸命に聴いていたけど判らなかった。しかも最近 Marc Copland Trio で同じ曲を聴いたところだったのに、まあこの盤でもアレンジでわからなかったのだけど、この曲 ”Haunted Heart” ってあまり掴みどころのない曲だと思ったのでした。
お次は、Monk がきました。いやぁもう2人の創造性には脱帽です。あまりにも意外な展開、曲の持つよさを数倍に引き立てたアレンジが凄い、でもめちゃくちゃこね回すのでなくちゃんとオリジナルの良さは残っていて心地よいのです。Dickinson の両手がまるでアメンボーが水の上を滑っているように見えました。ニールのピチカートが活き活きと響いてきます。
ニールは”Elsa” はBill Evans の曲と説明してたけど、これは彼のお気に入りだったけど、作曲したのはEvans ではなかったような。1st. set.の最後の曲は、Paul Chambers の曲、ブルースだけどタイトルがわからない、でもベーシストの為の曲と言うことはニールの演奏で一目瞭然。いやぁ良かったなぁ。体の半分に元気が充電された!

( photo by john )
<2nd. set.>
1. Where or When
2. Alone Together
3. My Old Flame
4. Gloria's Step
5. Where are You
6. Wail
さて2nd. set. の一曲目を聴くと、どういう訳だかダイアナ・クラールが頭に浮かんでしまう。それくらいこの曲を彼女はしっとりと素敵に歌っていたので頭にこびりついているのである。だからずっと彼女の声が頭で演奏と平行に鳴り響いていました。(ダイアナ、ちょっとあっちに行っててちょーだい!)
ニールのベースのイントロで始まった Alone Together はメロディー・ラインで突っ走りました、デュオ・ライブの良さは普段ベースでは聴けないパートを、ベースがやってしまう楽しさにあります。氷柱をパキパキと折っているようなクリスプな音が耳に気持ちよい。ニールの顔の表情が豊かで溢れんばかりの”Joy” が感じとれます。
”My Old Flame” いい曲ですね、私もこんな曲を Mae West みたいに歌ってみたい(笑)。お次はもう紹介は必要なしか ”Gloria's Step” は Scott Lafaro の曲ですが。思い入れがある曲を奏でているアーティストって本当に曲と一体になっていて感動させられるものがありますね。だからライブは止められない!
”Where Are You” でみせる Dickinson の技術の素晴らしさ、手の動きが実に無駄なく綺麗。二人の手の動きがよく見えるお席に座らせて頂いて、いつも感謝です(かなり贅沢になってきました、でもこれに甘えてばかりじゃ駄目よと一応言い聞かせているまん丸であります)
最後の曲は?何々?Whale って鯨?じゃないでしょ。でもそう聞こえるんだよね。ねぇ、まん丸ちゃん今のWhale って言ったよね。。実は私にも鯨と聞こえます。しかしですねそんなはずありません、その疑問に私は家にかえっから調べました。Bud Powell の曲なんだけど、そんな題の曲あったかな。悲しいかな私の英語力ってこんなもんか。Whale と Wail の聞き取りができてませんでした(とほほ)。
タイトルは ”Wail” です、2人のエネルギーが燃焼寸前、盛り上がりが凄い。まさにWail (泣き喚くとか悲しげな音を出す強風のこと)でした。う~ん、今回のライブも最高に盛り上がりました。
ICHIRIKI RESTAURANT

120 Bloor Street East, #103 Toronto ON. Tel: 416-923-2997
ニールがいつも言います、この”一力”のライブは彼らにとっては特別なステージ、本当にジャズを愛する人々が集まって自分達の音楽を心から楽しんでくれる、こんな環境はめったにありません有難うって。
トロントのジャズ・バーの騒がしさは本当に凄く煩い、多分日本と比べると煩いのレベルが違います。なのでここにやってくるアーティストはライブの最後に本当に満足して終わることができます。そんな環境を作っているのがこのレストランのオーナーである ”リキさん” とプロデューサーの ”Mr. M氏” です。
世界一長いストリートである、Yonge Street (ヤング・ストリート)から東に1ブロック、on ブロアー・ストリートにあります ”Ichiriki Restaurant” はダウンタウンのブロアー駅からすぐなのでとても便利です。ジャズの好きなオーナーのリキさんと Mr. M 氏が選択するアーティスト達はカナダでもベテランの凄腕ばかり、なのでティケットは直ぐに完売してしまいます。
最近楽しみなのは、ジャズ・ディナーと称しているからお料理の方も素晴らしく楽しいメニューが出されることです。思いがけない素材が、カタチが、想像を掻き立てられる新しいメニューに変身して楽しみも一段とアップです。次のアーティストは一体誰が来るのかな、次のメニューはどんなかな?。。。今からもう次のライブが待ちどうしいまん丸なのです。今回もエネルギー充電完了です!
物静かなリキさんが突然ヒョウキンになる一瞬!

( photo by john )
”ねぇ、ニール、ベースと手の写真を撮ってもいい?”、”いいよ、こんなのはどうだい。”
”・・・?” ニールは冗談も好きなのね(笑)

Neil, you have a sense of humor too!
Brian Dickinson のピアノを聴いて欲しくて You-tube で探してみたのですが、彼のソロというのはみつかりませんでした。この一つだけが唯一 Brian と Neil が参加していたものですが、微かに聴こえる彼のピアノが聞き取れるのでお時間があれば聴いてみてくださいね。場所はジャズ・バーのレックスです。
Brian によると5月か6月には新譜 ”Around the Bend”というタイトルの盤がでるそうです。これはギタリストの Ted Quinlan とのデュオだそうです。そして秋にももう一枚出る予定なのでその時にまたお知らせできればと思っています。なんだか嬉しくなってきました。
The Rex, Toronto (2008) Randy Brecker (tp), Joe Labarbera (ds),
Pat Labarbera (sax), Brian Dickinson (p), Neil Swainson (b)

http://www.ichiriki.ca/
トロントにお住まいの皆さん、ライブスケジュールはホームページでチェックしてね。