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2011-07

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Tubby Hayes - Shadow of Your Smile - 2011.07.15 Fri

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待ちに待った Tubby Hayes の CD がやっとマシュマロレコードさんから届きました。長い郵便局のストライキでこのオーダーが何時届くのだろうか、迷子になってるんじゃないかと気がきでありませんでしたが無事にまん丸の手中に収まりました。

前回で少しご紹介した Tubby Hayes ですが 実はこのCD、60年代のロンドンで毎週放送されていた「ジャズ・クラブ」というプログラムからの音源ですが、なんとこの録音が古いグルンディッヒ (Grundig) というドイツ製のオープンリールの録音機でラジオから放送されたプログラムを記録していたという音源だったのには驚きでした。

しかしそういうレアなものだからこそこの録音が 「ヒストリカル・シリーズ」 第二弾として選択されたのであろうし。しかも40年もの長い年月を経て初めて今ここに私達が Hayes の世界初出豪快ライヴを楽しめるとはなんと嬉しいことでしょうか。この盤の曲目を見てどうしても聴きたいと思ったのが "A Taste of Honey" と "Pavanne" でした。 "A Taste of Honey" は Favorite Tune ですからもうこの曲が入っているとどうしても聴きたくなってしまいます。

Hayes は、ヴァイオリニストの父親から幼い頃にヴァイオリンを習い、10歳でピアノを弾き、11歳でテナー・サックスを始めたという過程を持っています、そして15-16歳頃にはもうプロとしてサックスを演奏しているのですから 60年代は彼にとって絶頂期と言えるのではないでしょうか。そしてこの盤では "A Taste of Honey" をフルートで演奏しています。曲の感じからヴァイブ演奏かなと想像していましたが大外れでした。それがまたエクサイティングでピアノの Mike Pyne やドラムの Tony Levin, ベースの Bruce Kale との絶妙なやり取りに耳が縛り付けられ聴きこんでしまいました。このドライヴ感というのか曲に命を吹き込んで益々曲が活き活きとして素敵な一品に仕上げられています。 "Pavanne" は早とちりで Ravel の "Pavane for a dead infanta" と勘違いをしていました(汗)。

backtubby500.jpg

London. June 11.1966
Tubby Hayes (ts,fl)
Mike Pyne (p)
Bruce Kale (b)
Tony Levin (ds)

1. Change of Setting (T.Hayes)
2. Lament (J.J.Johnson)
3. A Taste of Honey (B.Scott)
4. Make Someone Happy (J.Styne)

London. March 23.1967
Tubby Hayes (ts.fl)
Alan Branscombe (p, vib)
Jeff Clyne (b)
Tony Levin (ds)

5. Thinking of You (H.Ruby)
6. The Shadow of Your Smile (J.Mandell)
7. Pavanne (M. Gould)
8. Nobogy Else But Me (J.Kern)
9. I'm All Smiles (M. Legrand)
10. Ricardo (T.Hayes)
11. What's New (B.Haggard)
12. Autumn Leaves (J.Kosma)

Marshmallow Export 2011

ほんのつい最近、この Hayes に嵌まってしまったのですが、なんだか Chet Baker を始めて聴いた時に感じたような何かが私を惹きつけて放さない要素を持っています。それが何だかよく分からないのだけどブローしている時には、まるでお喋りしているような "effortless" さというのかまるでホーンが身体の一部であるかのような自然な流れで音が溢れ出しこの私に呼びかけている感じなのですね。まん丸にとっては最終的にその演奏が、音色が、好きか嫌いかの問題なんですけど、細かいテクニカル的な難しい事なんて分かりませんから。

今まで聴いたものは:
Tubby Hayes Quintet - After Lights Out (1956)
The Jazz Couriers - tempoEXA76 (1957)
Tubby Hayes and 'The Jazz Couriers' featuring Ronnie Scott(1957)
Jazz Couriers - Top Spot Tunes (1958)
The Jazz Couriers in Concert Featuring Ronnie Scott/Tubby Hayes(1958)
Tubyy Hayes - The Couriers of Jazz (1958)
The Eighth Wonder Tubby Hayes (1958)
Tubby Hayes Quartet - Tubby's Grove(1959)
Tubby Hayes with Clark Terry "The New York Sessions"(1961)
The Tubby Hayes Quintet - Down in The Village (1962)
The Jazz Couriers - Some of My Friends Are Blues ( ? )

どれもそれぞれ良い盤です、私はハード・バップも結構好きなのでこういう部類は聴いていて飽きがきません。色々と調べていると30枚以上も彼の名前で出ているようですし、現在も CD になり手に入り安そうな盤なども幾らか存在するようなのでこれから少しでも多くの録音を聴けたらなって思っています。その年の気分によって北欧のピアノに傾いたり、こういう風に新しい未知の世界に少し足を突っ込んで抜けられなくなるのだろうかと恐怖を感じたりですが(笑)、こんなにイカシたホーン・プレーヤーを紹介してくださったジャズ仲間さんに感謝です。

この盤 "The Shadow of Your Smile" は一人一人のアーティストの演奏が素晴らしくそれぞれのパートを集中して聴く楽しさというか私にとっては好感度のとても高い一枚です。しかしこのタイミングでこの一枚がつい最近発売された事は私にとってラッキーとしか言いようがありません。

これを聴いていると嫌な事も吹っ飛びますね。

実に気持ちのよい一枚です!



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