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2013-08

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残暑お見舞い申し上げます。 - 2013.08.22 Thu

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( photos by manmarukumi )

今年の夏はあまりカーッとした暑さがなく夜中はお布団がないと寒気がする位、このまま秋に突入して冬になってしまうのかと思うほどです。日本はまだまだ熱い日々が続いているようですが、皆様はお元気でお過ごしでしょうか。

さてまたトップに広告が入ってしまいました。これじゃ駄目ジャンという事で最近購入したアルバムをご紹介しましょう。前トピックに取り上げた "Peter Appleyard And The Jazz Giants" The Lost Sessions 1974 をやっと手に入れました。これは思ったよりもうんと素晴らしい盤で大変に満足です!Benny Goodman の編成したこのメンバーで再び演奏する事は不可能だと悟った Appleyard が Carnegie Hall でのコンサートの後に素早い行動力でトロントの RCA Studio を確保し夜中を通し4時間で録音し終えたという貴重な録音です。

それぞれがソロを取る曲を自分で選び、レコーディング・セッションを経験した事がないこの盤を聴く人の為に曲の始めに入っているミュージシャン間のダイアローグも残し、スタジオの雰囲気を味わってもらおうという趣向だそうです。そしてそれぞれのソロの素晴らしさがその瞬間を楽しんでいる事に一目瞭然です。私は Bobby Hackett のコロネットの音色がこんなに素敵だとは今まで気がつきませんでした。お気に入りの Ruby Braff とはまた違ったクリアーなサウンドが私を虜にしました。After You've Gone の Zoot Sims のうっとりするサックスの音色もいいな。そしてリズム・セクションの素敵なささやき、どの一人、どの箇所を取っても聴き所が満載な一枚です。 これは今年のオールド・レコーディングのベスト3に入りました。

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そしてまたまた古い録音ではありますが、私にとってはまだ未聴であった Paul Desmond の "Pure Desmond" です。これには "Suicide Is Painless"(Theme from MASH) という私の大好きな曲が入っていたので避ける事が出来ませんでした。それに注目されることがもう一つ、この Quartet の カナダのギタリスト Ed Bickert です。この盤では Ed Bikert が存分に聴ける事! Desmond が賞賛し彼のギターを皆に聴いて欲しいと彼をアメリカに招待し初めて Ed Bickert がアメリカで録音したという盤なのです。Desmond と Bickert のサウンドがとてもマッチしておりお互いがとても優しい気持ちで接している事が感ぜられる演奏です。メンバーもベースに Ron Carter, ドラムス Connie Kay とピアノレスの Quartert です。この後1975年には彼が カナディアン・クォテットと呼ぶライヴ盤が Ed Bickert, Don Thompson(b), Jerry Fuller(ds) というメンバーでトロントで録音されます。Desmond が亡くなる2年前の録音です。

この "Pure Desmond" はとてもリラックスした落ち着いた一枚、上品な Desmond のサックスで疲れた心を和ませてくれ、しかも Bickert が楽しめるという一石二鳥のアルバム、二人の波長が合っているんだなって感じます。今更ご紹介する盤ではありませんが、私にとっては新発見でした。 Brubeck 抜きでもっと早く色々な作品を残して欲しかったな。(肺活量が少し気になるのは数年後に亡くなってしまうと分かっているからかしら?でもこれが彼の Bickert をフィーチャーするという控え目な気配りなのかもしれません)

最後の一枚は、今まん丸が嵌まっているヴォーカリスト "Cecile McLorin Salvant" です。この方は近年稀に見る実力のあるヴォーカリストだと思っています。Thelonious Monk Jazz Competition で受賞したというだけでなく、一度彼女の歌を聴いたらその歌唱力と音声の幅域の広さと繊細さに驚くことでしょう。この盤をジックリ聴いているとその歌声はまるでドラマを演出しているようにも思えるくらい感情の投入が素晴らしく歌詞が楽譜から活き活きと蘇えっているのです。立体感があるというのか、歌詞に色が存在するというのか、久々にいいな!と思える盤に出会えました。何回も繰り返し聴いていると今まで聴こえていなかった細部にまでなんと心使いが行き届いていることか。


トレードマークの眼鏡にかけてヒューモアー タップリに近視の歌を歌う楽しいステージ。

*今年の映像から、It ain't necessarily so.
*CDの中で繊細なフランス語で歌っている映像はここから。
*"Poor Butterfly" - Feelin' Good at Jazz.

選曲も売れ線を狙っているような感じでなく、彼女の思い入れというのか「へェ~こんな曲を選んでるんだ」って感じの一品もありその分けを知りたくなるような興味が湧きます。"Jitterbug Waltz" の面白いアレンジや、"You Bring Out The Savage In Me"の Savage 的叫び声など聴いていて苦笑いをしてしまう曲など、そしてご自慢の音域をこれでもかと聞かせるエンド、まいりました!まだ若いのに凄い歌唱力を持っているのだと思いました。これからが楽しみなヴォーカリストです。

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(メガ映画館の駐車場で開かれる夏の催しファーマース・マーケット)

この夏は例年になく涼しい夏でした、6月の方がうんと暑かった日々が多かったかもしれません。日本の猛暑を考えると本当に気の毒になってしまいます。このクレィジーな天候はどうなってしまうのでしょうね。空中菜園もなんだか6月のひどい暑さの時に苗がやられてその後あまり調子が芳しくなくがっかりでしたが。それでもなんとか少し収穫もありまた写真を整頓した暁には掲載したいと思います。

上の写真は、コンドの近くにある巨大な映画館の駐車場に金曜日と日曜日の朝から3時ごろまで開いているファーマース・マーケットです。まだ朝が早かったのでお客様はまばらですが、昼頃になると人で一杯になります。昔は近辺の農場から採れたての野菜を運んできたのですが、最近はどこかの卸し市場で仕入れてきたフルーツや野菜を売っているだけという感じの商人も多く、良く見て買わないと普通のスーパーで買い物をしているのと同じと言う状態になってしまいます。

オンタリオで採れる桃やアプリコットなどナイアガラ方面から来る果物生産者は間違いないでしょう。それから卵や鶏肉を売る商人も昔からの顔馴染みなので安心できるし、古くから毎年テントを張っている店はそれとなく判るのでこのマーケットが場所を変えながら続いているのも有難い事です。以前はもっと大規模なファーマース・マーケットで出店も種類が多かったですが年々規模も小さくなり場所もモールの大きな駐車場を使っていましたが、今では映画館の端にあるパーキング・スペースです、それでも日本の駐車場に比べればきっとかなりの大きさなのかもしれません。

秋の終わり頃までこのマーケットは続きます、ここで嬉しいのはコーン(とうもろこし)なども一本単位で買える事です。大好きなピーチもスーパーで買うよりも新鮮で安いので大盛りで買ってしまいますね。桃の産毛がなんと可愛いことか、日本と違いいびつな形やサイズはバラバラあまり容姿を気にしない大らかさがいいですね。

さっ、皆様も残り少ない夏を乗り切って参りましょう。くれぐれも脱水状態にならぬように御気をつけ下さいな。この夏はどんな風に過ごされておられるでしょうか、またお時間があればお立ち寄り下さいね。



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22日の朝に空中庭園で初めて咲いたブルーの朝顔、嬉しい!

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