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2014-06

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Hiromi: The Trio Project 6/24/2014 - 2014.06.30 Mon

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この数年ずっと聴きたいと願いながらも、時間的に都合がつかず、毎回カナダ公演を見逃していたピアニスト "Hiromi" ちゃんを、やっとトロント・ジャズ・フェスティヴァルで聴くことが出来ました。

「めちゃ、良かった!」

この一言、これがこのコンサートの感想です。ひろみちゃんは120%のエネルギーを惜しみなく出し切ったというか、それはもう岡本太郎ではありませんが 「芸術は爆発だ!」 の意気込みでした。

"Move" から始まった今夜のステージは、三人のエネルギーが一体となった素晴らしいトリオ・プロジェクトでした。今までコンサヴァトリーで聴いた、どのコンサートよりも一番エネルギッシュで、エクサイティングなパフォーマンスでした。ジャズという一つの固まったジャンルに収めるのではなく、ロック、フュージョン、プログレッシィヴを合体したと言うか、なんでもありの彼らの創り出す音の構築は、それはもう楽しくて体で感じる事の出来るクリエーションなのでした。期待を裏切らない、素晴らしいステージでした。

Simon Phillips の力強いドラミングは、ぐいぐいと Hiromi のピアノと同じ立ち位置で前進し、Anthony Jackson の Six-string bass は所々で容赦なく叫び声を爆発させるのでした。おおっ、なんたる興奮の渦!

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(Photos by manmarukumi 2014)

新しいパフォーマンスの形態を追求している貴方ならきっと最高に満足できる内容だと思います。ジャズは、いつも現在進行形と思っているばあ様は、もちろん Be-Bop も大好きなのだけど(多分一番好きなんだと思います)、でもね、こういうのも実はかなり好きだったりするのです。

でもこれはやはり生のステージに限るというか、CDでは味わえない生きた音の洪水に飛び込んでいる状態なんだと思います。しかし良く考えると、私の持っているサウンド・システムがそういう音に対応できかねているから、良い音でCDが聴けないのかもしれません。なんせメカ音痴なので複雑な配線など出来かねているばあ様なのです。きっと良いシステムで聴けば素晴らしい再生音が聴けるのでしょう。ちなみにばあ様は一番簡単な配線なんて必要ない BOSE で聴いているのです。限られたコンドのスペースなので、コンパクトなこのシステムはとても便利なのです。

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(Simon Phillips のドラム・セット、なんだかシンバルの数が多い?)

今夜のお席は三階にもかかわらず、かなり Hiromiちゃんの様子が良く見えました。手の運びまで見える角度だったので、彼女が跳ねたり飛んだり、顔の表情もよく見えたので満足でした。ティケットをオーダーした時点で欲しい席がなかったので完売と思っていましたが、二階席にはかなり空きがあり以外でした。

さてオープニングの次は、新譜の "Alive" から "Wonderer" を演奏しました。曲の感じが類似しているので三曲目が何だったか分からないけど、多分4曲目は"Labyrinth" だったと思いますが? 究極の速撃ちというか速打チョップ技は、目眩を起こすほど軽快にリズミカルに鍵盤を走り、あっと言う間に彼女のペースにはめられてしまうのでした。それがもう楽しくて仕方がないのですね、頬が上にあがったまま、顔が疲れた。(笑)

演奏が高揚してきますと彼女の体は自然に大きな動きになり、顔の表情も豊かに、それは楽しそうで観客までを笑顔に誘うのでした。ある時は唸ったり、ちょっと鼻歌というか、か細い囁き歌が聞こえてきたり、これは少し意外でした。ある時は腕や肘で鍵盤を叩きつけたり、もうこれは打楽器だなという感覚にまでなってしまいます。しかしですね、彼女の繊細さはソロ演奏 "Firefly" という曲で存分に聴かせてくれました。静かな曲調の中にもその表現力はHiromi にしか出せない彼女の個性でしょう。いやええわぁ~の世界です。

最後は新譜のタイトル "Alive" で締めくくりでした。この三人のプロジェクトは文句なしに楽しめました。今まで彼女の参加している、Stanley Clarke Band や Chic Corea などとの共演CDも聴いていましたが、彼女の今やらんとしている活動がこれなんだ!という意気込みが伝わってきたライヴでした。

他にも、ジャズ・スタンダードのアレンジメントの面白さも彼女ならではなので、そういうCDも出して欲しいなって思います。今回始めて生のHiromiちゃんを拝見して、映像では小柄な方かと思っていたのですが割りに大柄な方でした、横に並んだ Simon Phillips と同じ位の身長だった。黒を基調にしたシンプルなファッションで、足元にはキラキラ光るバスケット・シューズ、きっとデザイナーの旦那さまの作品でしょう。爆発ヘアー・スタイルは、今では彼女のトレード・マークですね。とても似合っていましたよ、次回はどんな進化をとげているか楽しみです。

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(緑が濃くなったトロントの初夏です、ロビーに集う人々も軽快そう)

トロントも毎日30度を越す暑さです、いったいどうなってしまうのかと思うほどの気候の変化です。最近では竜巻が頻繁に起こっており、近辺の街ではかなりの被害を出しました。竜巻で被害など昔は聞いた記憶がなかったですが、今では洪水などもよく起こるようになっています。自然は怒っているという感じがします。暑さの苦手な私にはこれからがまだまだ大変ですが、日中散歩に行けない分、スイミングで健康管理をしたいと思います。皆様も夏バテに気をつけてお過ごしくださいな。

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