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2014-12

My Best 3 in 2014 - 2014.12.31 Wed

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( photos by manmarukumi 2014 )

あっという間にもう師走、31日になってしまいました。今年もジャズ仲間さんの間では年中行事である 「みんなのベスト3」 の時期になってしまったとは・・・いったい時間はどこへ過ぎ去っていったのやら。この歳になったら左団扇で、チントンしゃんと好き勝ってに、ご隠居さんとして暮らしているはずだったのだけれど(笑)、現実は上手くいかないものですね。

しかしあまり暇になって老け込むのも情けないので、こうして忙しいと言ってられる内が華なのかもしれません。さてさてジャズ仲間さんの 「ドラさんのジャズコーナー」 で毎年恒例の 「みんなのベスト3」 はもう15年も続いています。私も参加させて頂いてからなんと10年以上が立ち、過去にどんな盤を聴いているのかチェックし直してみると、へェ~あの時期はこんな盤を聴いていたんだと自分で驚いてしまう事もあります。そういう面でも自分の記録として残っているのがとても面白いというか、少し大げさだけど個人のジャズ聴きの歴史の一部みたいだなぁと思えるのでした。今年もなんとかぎりぎりセーフで参加させて頂き、ほっと一息ついたところです。これが一年の締めくくりのような感じですね。

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( ニードル・ポイントのストッキングの細部はこんな感じ)

冒頭の写真は、このトピックを書き始めたクリスマス前のモノで時期はずれですが、ご勘弁を。こういうクリスマス・ストッキングには、ちょっとしたギフトを入れて暖炉などに飾っておくのですが、これはばあ様の手作りなのです。ニードル・ポイントという手法で一針づつ刺していく技法です。ちょっと織物のような感じですね。右の伝統的なサンタさんは、子丸の為にもう何十年も前に作ったものです。左のストッキングは、新聞で見つけた白黒のサンタをアレンジしてツリーを加えたりして自分流に作ってみました。色を加えるとなかなか楽しいモノになりました。これは子丸に伝えていく私のクリスマスの伝統になるのかな?

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(20年たっても、ニードル・ポイントは頑丈なので、大切にすれば状態よく保てます)

さあ、これから私のベスト3 をご紹介したいと思います。いつものように独断と偏見のチョイスですね。今年はカナダのアーティストばかりを選びました。それしか頭に思い浮かばなかったということもありますが、今年はあまり時間がなくて新譜もあまり聴けなかったし、後半はライヴにも足が遠のいてしまいました。来年は是非、賢い時間の使い方をしてライヴにもCDも沢山聴いて楽しみたいと思います。


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Gene DiNovi / Plays Rodgers and Hart ( Marshmallow Records 2014 )
Gene DiNovi (p)
Neil Swainson (b)
Ernesto Cervini (ds)

1. Little Girl Blue
2. My Funny Valentine
3. I Didn't Know What Time It Was
4. Johnny One Note
5. Wait Till You See Her
6. Thou S'well
7. Bewitched
8. Spring Is Here
9. Have You Met Miss Jones
10. This Can't Be Love
11. Fall In Love With Love
12. It Never Entered My Mind

このアルバムは、私にとって思いも寄らぬ夢が叶った盤です。しかもカナダ、アメリカのジャズ界では、超有名なピアニスト Gene DiNoviさんなのですから。そういうお方の新譜のライナー・ノーツを書かせて頂いたのですから、今でも信じられないくらい。前年にそのレコーディング・セッション (Recording Session の様子はここから )も体験させて頂いて、私にとっては奇蹟のような経験でした。Geneさんのピアノ・プレーは独特、残り少ない華やかなスタイルを持ったピアニストだと思います。生きたジャズの歴史と言われているジーンさんだからこそ演奏できる、そのスタイルが私は好きです。またベーシストの Neil Swainson との相性も良く、長年演奏を共にするからこそ存在する信頼感がその演奏から伝わってくるような気がします。今年は訪日され、小さなセッティングのプライヴェートなスペースから、コンサート・ホールまで色々な場所で演奏をされました。少しでも多くの日本の方々が Geneさんの生の音に触れられる事を嬉しく思います。(Plays Rodgers and Hart ジャズ仲間さんから届いたその時の様子)

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Neil Swainson & Don Thompson / Tranquility ( Cornerstone Records 2013 )
Neil Swainson (b)
Don Thompson (p)

1. Quasimodo
2. Smoke Gets In Your Eyes
3. I Remember You
4. Tranqil (N.Swainson)
5. A Face Like Yours
6. Time Remembered
7. Mr. Lucky
8. Everybody's Song But My Own
9. Never Let Me Go

これは Neil Swainson の二枚目のリーダー盤です。彼ほど多くのコーリーグの盤に必要とされているベーシストはいないのではないかと思います。ヨーロッパや日本まで幅広く活躍しているというのに、リーダー盤が二枚目とは少し残念ですが、今回はなんと Don Thompson とのデュオとは嬉しいですね。 Don が一人いるとミュージシャンを三人も得たようなものだと言われているモルティ・タレンテッドの Don ですが、今回はピアニストとしての彼を楽しむ事ができます。Neil のリーダー盤であっても、前にぐいぐい押し出すのではなく、あくまでもデュオとしての相対性を保って静かな会話を織り成しています。Tranquility は本当に素敵な時間を提供してくれます。あくせくした今に余裕を与えてくれる満足の一枚。

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Molly Johnson / Because of Billie ( Universal Music Canada 2014 )
Robi Botos (p)
Terry Clarke (ds)
Mike Downes (b, trombone)
John Johnson (t.sax)
Bryden Baird (flu, tp)
Colleen Allen (sax, clarinet)

1. Body and Soul
2. What A Little Moonlight Can Do
3. Fine and Mellow
4.Them There Eyes
5. You've Changed
6. God Bless The Child
7. How Deep Is The Ocean?
8. Strange Fruit
9. Lady Sings The Blues
10. Do Nothing 'Til You Hear From Me
11. You Go To My Head
12. They Can't Take That Away From Me
13. Now or Never
14. Don't Explain

素晴らしいジャズ・マンの面々に囲まれた、Molly のヴォーカル。今年は日本のジャズ・フェスティヴァル( Molly in Japan )にも初出演しました。しかもピアニストの Robi Botos (ボトッシュ)と共に。独特な彼女のスタイルは好き嫌いが、はっきりと分かれると思いますが、嵌まってしまうともう抜けられない。彼女のアルバムの中で最高の出来栄えだと思います。そして彼女をサポートするミュージシャンがまた素晴らしいのです、カナダのジャズ・シーンで活躍しているお馴染みの面々。この盤でお気に入りは God Bless The Child、そして Strange Fruit の感情移入はもう涙がでるくらい、この盤で益々 Molly が好きになりました。

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今年初めて hiromi ちゃん(←その時のライヴ・リポートです)の生のステージを観て、彼女のエネルギーの爆発にノック・アウトさせられました。こんなに楽しくて興奮した演奏は稀です。今年一番の素晴らしいステージでした。Anthony Jackdon のギターが吼える、 Simon Phillips のドラムスの稲妻!三人のエネルギーがこれでもかと言うくらいぶつかり合って嵐を巻き起こしていました。そして爆発ばかりでなく、繊細な hiromiちゃんの一面もちゃんと披露されており、このトリオ・プロジェクトは最高に満足できる仕上がりでした。なのでこれは特別賞ですね。

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( 最高に美味しく焼けた今年の七面鳥 と 子丸 2014 )

この七面鳥は、5キロちょっとありました。前日から中にいれて焼く詰め物 (スタッフィング) を用意したり、なかなか手間がかかります。一人で用意するのは大変、とにかく重たい。しかしこのターキーを楽しみにしている子丸の事を考えると、やはり焼かねばと頑張ってしまうばあ様でした。330度で4時間半かかりました。子丸、来年は手伝ってね!

さて、こちらはまだ31日になったところですが、日本はもう除夜の鐘が聞こえている頃かしら。今年は色々な事がありましたね。来年が皆様にとって平和で健康な年でありますように。そして来年も楽しくジャズを語りましょう。

良いお年をお迎え下さいませ。

まん丸クミ

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