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2017-04

Ben Paterson Trio at Ichiriki 4/16/2017 - 2017.04.29 Sat

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( Ben Paterson, Neil Swainson and Andrew Scott at Ichiriki 2017 photos by manmarukumi)

長いご無沙汰でした、あまりにも長すぎた更新無しの期間を持ちすぎると何から始めてよいのやら。最近は世界中で色々な事が勃発し過ぎて恐怖の何物でもない感情がむやみに掻き立てられます。絶対に有り得ないと言われていたトランプ政権、テロの恐怖、北朝鮮の暴走、核がアメリカのニューヨーク辺りに発射されたら、湖を超えたすぐ側にある私の住んでいる街など、もろに影響を受ける事になるでしょう。一番新しいニュースでは、アメリカの赤字を減らすためにカナダの木材にも20%も関税をかけると発言しているし、いったい彼の暴走はどこまで続くのか。ストレスに弱い私の血圧は上昇中です。この落ち着かないモヤモヤはトランプの選挙辺りから始まったのかも。

そんな情勢にも関わらず、こちらもようやく日中には春の訪れが感じられるようになりました。日中は17度位にも上がった日もあり、人々の身支度も軽装になり、気分的にも外に向いているような気がします。しかし夜になると温度の差が10度もあったりしてまだまだジャケットはかかせません。

さて今回は7カ月ぶりに参加した「一力」ライブを記録しておこうと思います。今までとはフォーマットが変り、テーブル・チャージという形式で一人頭20ドルのチャージ、そして御食事代加算というふうになりました。そして今迄閉店だった日曜日にライヴが行われる事に。今回は都合よくイースターの祭日だったので参加出来たのですが、普段は日曜日に働いているばあ様はこれから参加できる機会も少なくなるかも・・・

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( Neil Swainson, Ben Paterson and Andrew Scott )

久しぶりのライヴには大好きなベーシストの Neil Swainson と 大学で教鞭を取っている 博士ギタリストの Andrew Scott 、そしてメイン・アーティストは2012年からニューヨークを拠点として活躍している三十代若手ピアニスト Ben Paterson です。このピアニストは、ばあ様もお初の方、でもよく調べてみると三カ月も Steely Dan のアメリカ、カナダのツアーで50ものショーの前座を務めているし、サックス奏者の Von Freeman がお亡くなりになるまで定期的に彼のピアニストを務めていたそうです。今回のライヴの数日前にもトロントのジャズ・ビストロ(ここに出演できれば間違いないでしょう)でライヴをされていたので、これからメキメキ頭角を現す人材のように思われます。

1st. set:
1. Best thing for you would be me - 暖かい雰囲気の中で始まったライヴは元気な爽快なピアノの音色から、久しぶりのライヴだからばあ様もワクワクしていますね。心地よいスイング感は琴線に響きます、なんでしょうねこの親近感は。

2. Don't wait to long (vocal) - なんだかとてもブルース・フィーリングの強い傾向があると感じたヴォーカルでしたが、後から調べてみたら2004年にフィラデルフィアの音楽学校でクラシカルとジャズ専攻、卒業後にシカゴに移動していますね。そこで B.B.King や Buddy Guy の前座やシカゴ・ブルース・フェスなどにも参加、なるほどね、こういう事を調べるのもまた楽しいものです。

3. You'd be so nice to come home to - このヴァース、前奏部分が素晴らしく素敵だった。途中は少しアップ・テンポで乗りの良さが若さを強調している感じ。

4. When did you leave heaven - Jimmy Scott の持ち歌です。Andrew Scott .のギターが咽び泣くように歌っています。今迄聴いた彼のギターでは一番気に入りました、いやぁ~今夜のトリオは素敵ですね。

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( Andrew with his guitar )

5. Just in time - こちらも Andrew のギターをフィーチャーした曲、この曲はお好きなのかよくライヴで演奏されてますね。Ben のユーチューブを見ていると、何故 Andrew のギター・スタイルに白羽の矢がたったのか理解できました。今回は即席に組まれたトリオでしたが相性はとても良いでしたよ。

6. Kojo no Tsuki - なんと日本の曲「荒城の月」ではありませんか、素敵にアレンジされた曲は厳かとか重圧感はなく、あくまでも西洋人が感じる日本の感覚なのかもしれません。ライヴでは所々でストライド・ピアノが入っていたりしてちょっと楽しいと感じたのは自分だけではないはず。

荒城の月 ← Koko no Tsuki はここをクリックすると試聴できます。

7. Sweattin? - 休憩前はブルースで締めくくり、正確なタイトルは分かりませんが、ブルースである事は確か。今日のライヴは本当に若いエネルギーを感じる久方振りの楽しいライヴでした。

2nd. set:
1.The Simple life - まずはヴォーカルからスタートでした。中太タイプの声質、男の子っぽいというのか、ハスキーではなく、アルトよりの響く声で歌います。

2. Lucky Southern - Keith Jarret の曲とは思えぬ爽やかで軽快な南の島のリズムにのった曲ですね、こういう選曲もいいですね。トリオが本当に楽しそうに演奏しているのがいいですね。

3. It's too late - これもブルース、ばあ様はこの分野は詳しくないので何も語れません。 ただ彼がとてもブルース・フィーリングを持った歌い手さんという事は分かりました、かと言ってめっちゃ濃いブルースぽくないところが気にいりました。ヴォーカルは好みが激しく、ちょっとした癖が気になったりしてしまうので、あまり聴かないのですが。彼の若さとか、素直さ、飾り気のなさがストレートに伝わってくるのが好ましいでした。

4. Anthropology - 最後にきたのは Charlie Parker の曲、思う存分弾きまくって下さいな。なんと楽しいライヴだったことか。7カ月も干上がっていたので、このライヴで、ばあ様は元気回復です! 


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( Ben Paterson and Celine Peterson at Ichiriki 2017 )

今回は、いまでは Social Media Management や Artist Relations のお仕事をされている 故 Oscar Peterson の愛娘 Celine Peterson (セリーン・ピーターソン) のご紹介でベンを一力にお迎えする事ができました。 色々なイヴェントやコンサートでお顔を拝見する彼女ですが、お父様のレガシーを大切に守り活躍されておられるようです。いつかまた素晴らしいアーティストを一力に送り込んで下さるでしょう。

このピアニスト Ben Paterson は、ばあ様のお気に入りに殿堂入りしました。ばあ様は、Stevie Wonder の Golden Lady という曲のアレンジメントがとても好きです。これはユーチュブでも視聴できますよ。ハモンド・オルガンもなかなかの腕らしい、これから期待が寄せられるアーティストのようです。まだ日本には遠征されておられないようですが、いつか来日されたら是非、足をお運び下さいな。
沢山の音源や動画をアップされているので、お時間のある時にでも覗いて差し上げてね。

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Ben Paterson's Home page from here ベンのホームページにGO


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荒城の月を追い越すようなような高層のコンドがブロアー・ストリートに完成していました。
トロントの風景も知らない間にどんどんと変化してゆくのですね。

こちらは Monk の荒城の月

貴方はどちらがお好き?


追記 ↓ここをクリック
前向きにJazz! のJ worksさんが Ben Paterson のこの盤を二年前にリヴューをされていました。オルガン大好きなJ worksさんのリヴューもご覧くださいな。

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