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2019-04

Giovanni Perin/Christine Jensen Trio in Montreal 9/5/2018 - 2019.04.07 Sun

montreal 2018-500
(photos by manmarukumi in montreal 2018 )

長いご無沙汰でした、これで何回ブログの始まりを書き直した事か。去年の9月に書き始めたものが、冬になり体感温度マイナス30度を超す寒さが続いても、元気に仕事に通っていたものの、ある朝階段を踏み外しセメントのフロアーで頭を打撲、かなりのインパクトを受け救急でキャット・スキャンをする羽目に。脳内出血を免れたのがラッキーでした。おおきなタンコブと共に新しい年が始まり、今は春の気配がしているのに未だに書き終わっていないと言う、なさけない始末です。

さて何から書き始めればよいのやら、あまりに長い間ブログを 「ほったらかし」 にしていたものだから、まったく調子が戻ってきません。近年はいつもこんな感じで文章がスタートする感じです、やる気の無さが見え見えなのが辛いところです。

この数年、あまりにも色々な事が起こったので、去年の夏頃にはもうストレスでダウンしそうだったので、思い切って気分転換に小丸を誘い、数日間の短いお休みを取って久方ぶりに旅をしました。二人で旅をするのはなんと8年ぶりです。小丸と訪日したのはそんな昔になってしまったのかと驚きです。ジャズ仲間さん達がオフ会を開いてくださって、10年来のネット繋がりのジャズ仲間さん達と初めて顔を合わせた喜びは格別なものでした。旅にはいつも喜びが満ち溢れていて、それらの経験が今を現在の心を豊かにしてくれていると感じます。嗚呼やはり旅は不可欠なものなのですね。

wall montreal 500-2018
( モントリオールのビルディングの壁画も流石ジャズの街という感じですね )

さて今回の小さな旅は、ミササガから車で6時間ほど高速道路を走らせたケベック州のモントリオールが目的地です。フランス語圏でオンタリオ州とは文化も違い、古いヨーロッパを思わせるオールド・タウンもあってなかなか素敵な街です。そこで一番何をしたいのかと子丸に問われ、まず長い間ご無沙汰のジャズ・ライヴに行きたいと。しかしそれ以前に小丸と小さな車の密室で6時間も大丈夫かなと心配にもなりましたが、普段出来ないような会話が持てて本当に楽しい6時間で、あっと言う間にモントリオールに到着。汽車で行く予定を取りやめてよかった。

ヨーロッパの街並みを感じさせる古い地区は本当に素敵だ。石畳の道、建築物、塀壁などから歴史の重みを感じる、トロントにはこういう街並みが残っていないのよね。しかし老朽化のせいか街の至る所で道路工事をしており街中の運転は地獄です。そんな事から徒歩でこの数日を過ごす事にしました。美術館や教会やお目当てのレコード・ショップ、もちろんショッピングなどなど。

そして二日目の夜はジャズ・ライヴ。今回のライヴはジャズのライヴが初めてという小丸の事も考慮して、楽しめるモノを選びました。それはヴィブラフォーンの入った Christine Jensen (トランぺッターの Ingrid Jensen のお姉さん) の率いる 4Tet です。日本では妹の Ingrid の方が知名度が高いですが、カナダでは長い経歴を持つサックス奏者で、作曲やアレンジを手掛けているオーケストラのリーダーを務めるお姉さんの Christen も同様に知名度の高いアーティストです。彼女の演奏はオーケストラ編成とか、Ingrid との共演で聴いていたので、オーソドックスな演奏は小丸にも受け入れ安いと思いました。

ドラムスの Jim Doxas この方は、もうリタイアーされた Oliver Jones のトリオで聴いた事がありました。 Fraser Hollins もカナダのジャズ・シーンではお馴染みのベーシストです。

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( Giovanni Perin in Montreal 2018 )

このメンバーに囲まれてフィーチャーされたのは、イタリアからの新進 vibraphonist の Giovanni Perin です。 彼はイタリアからの奨学金のようなサポートで、モントリオールを拠点にして数々の大学などでコンサートや講座に参加したりする機会を与えられ、この数年間にこうしたジャズ・クラブなどでも演奏するチャンスを与えられるというラッキーなアーティストであります。いくつかの国際的な賞を受賞しているらしいので、イタリアの政府からこうしたサポートを得る事ができたのでしょう。

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( Christine Jensen at Upstairs 2018 )

ライヴの場所は新しい地区にある、ジャズ・バーの "upstairs" 名前はアップステアースというのに、実はこのクラブは downstairs にあるというのがミソなのです。どうりでネオンサインの字が逆さまになっているではありませんか。なかなかのセンスですね。実際に私達は、二階にある場所を探していたので、地下にドアを見つけた時は、サインの意味をなるほどと思いました。

このヴェニューでは、スケジュールを見る限り良さそうな面々のライヴが繰り広げられているようです。沢山ジャズ・クラブのあるモントリオールで一つしかライヴを見れなかったのは残念ですが、次はもっと機会を見つけたいと思います。でもジャズ・フェスティヴァルのポスターでいつも見る、溢れんばかりに人々で埋め尽くされているストリートを歩いてきました。結構広い通りという印象で、所々にはステージなどがあり、きっと気候的に良い6月頃には人で一杯になるのだろうと想像されました。

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今回のライヴは、ほとんど Giovanni Perin のオリジナルと Christine の過去の作品でした。 数曲だけ、Invitation とか Alone Together のスタンダートしか分かりませんでした。Christine が所々アルト・サックスをソプラノに持ち替えて目次に変化を付けて楽しませてくれました。 最近のアーティストには疎いばあ様なので、初めて聴いたこの新進のアーティストの説明などできるわけもなく、近年よく聴いていた Warren Wolf とかお気に入りの Stefon Harris などとはスタイルも違うような気がします。ばあ様の好みとは少し方向が違うような気がしました。まだまだお若いのでこれからの成長がとても楽しみですね。

こういうヴェニューで良いのは、アーティストがとてもリラックスしており、メンバーがその日の気分で好きな方向に持っていけるという感じでしょうか。ベーシストの Fraser が高校生の時に友達の為に作曲したというモノなんかも披露しちゃって、なんだかとても自由な感じ。コンサート・ホールではこうはいきませんものね。あっと言う間に夜は更けて3rd set はスキップして徒歩でホテルに戻る事にしました。小丸も始めてのライヴを楽しんだ様子で良かった。思い切ってこの小旅行に誘ってよかった。

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( かなり古いIngrid の 2005年のCDと、Christenの 2010年の作品 )

この数年あまりゆっくりCDを聴く気分になれませんでした、たまに聴く新譜に心が揺さぶられるという感じもありませんでした。どうしてだろうね。それでもたまにこれいい感じ、というのには出会えました。その一枚はあまり意識して聴くことのなかった Eliane Elias の ″Man of La Mancha" (2018) なんだか新鮮な印象で頭の中に入ってきました。今までにないアレンジメントの新しさが気にいりました。 それと Larry Coryell フュージョン風強い新譜くらいかな、他にはと言うとあまり記憶に残っていません。

でも音楽関係のドキュメンタリー映画とか結構気分転換に見ていたのですが、なんと″Chasing Trane" というドキュメンタリーにマシュマロ・レコードの上不氏がチラッと一瞬ではありますが出ておられたので驚きました。

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最近よく聴いているのは、Henrik Gunde の Comes Love と Dark Eyes この強面からなんと優さしさが溢れてる、なんか優しい、そして小粋なアレンジメントなど、それが今のばあ様にはとても心地良いのですね。これからどんどん手もちの音源を聴きこんでいけるといいな。 後少しでリタイアー、頑張らなきゃ!



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( 流石にお洒落なモントリオール、トロントでは見かけないデザイン )

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