kennyG830.jpg

2017-04

スポンサーサイト - --.--.-- --

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

November is Here. - 2011.11.09 Wed

cyclamen persicum500
( cyclamen photo by manmarukumi )

早いもので11月も二週目に入ってしまいましたね。皆様は、お元気でお過ごしでしょうか。ばあ様はお天気の日には枯葉を掃いたり、残っていた冬支度の庭仕事をしたり雨多く体調がいまいちだった10月に出来なかった事が山ほど溜まってしまいましたので老体に鞭を打ちながらという感じでしょうか。

10月は楽しみにしていた 「一力」 のライヴも体調を崩しキャンセル、これが一番堪えました。しかもこれまたショックだったのは年の初めに購入した Jimmy Heath の ”Heath Brothers” の貴重なライヴがヒース兄弟の体調不良でキャンセルという通知が来た!もうすっかりがっかりのまん丸です。これで永遠に ”Heath Brothers” の生演奏は聴けないような予感がします。

嬉しかった事は、友人が綺麗な鉢植えを持って遠くから訪問して下さったのが何よりも嬉しいギフトでした。友人の暖かい心使いと小さな花々が発しているエネルギーから、まん丸は少しブルーな気持ちから回復しずっと聴けないでいた音楽も聴けるようになりました。疲れすぎると何も聴く気がしなくなりますものね。

まず手始めの一枚がこれ、Regina Carter のヴァイオリンです。デトロイト生まれ、鈴木メソットの申し子といいましょうか、まん丸のお気に入りヴァイオリニストです。とても情熱的な演奏を繰り広げる彼女には珍しい静かな選曲の一枚です。

517iOSHk0BL__SL500_AA300_.jpg

Paganini: After a Dream (2003)

1. Pavane Pour Une Infante Defunte
2. Black Orpheus ( Manha de Carnival )
3. Pavane
4. Oblivion
5. Riverie
6. Healing in foreign Lands
7. Apres un Reve
8. Excerpt from ALexandra
9. Cinema Paradiso

Werner "Vana" Gierig ( p, arranger, producer )
Chris Lightcap ( b )
Alvester Garnett ( ds, vocal 8 )
Mayra Casales ( pr, vocal 8 )
Borislav Stulev ( cello 2,7 )
Ettore Stratta ( conductor, producer 1,4,9 )
Jorge Calandrelli ( arranger 1,2,4,5,7,9 )




それもそのはずこの盤はとても特別なヴァイオリンを使って演奏しているのですね。なんと300年近い年月を経た Paganini's Guarneri violin 伝説のヴァイオリン "the Canon" という愛称を持つヴァイオリンです。いわゆるイタリアの国宝にあたるこのヴァイオリンを演奏するというのはとても名誉な事で彼女は最初のジャズ・ミュージシャンとして、しかもアフリカン・アメリカンとしても始めてこの楽器を演奏する栄誉を得たのでした。そんな訳で国宝のヴァイオリンを演奏するのでかなり緊張した事、しかも二人の護衛の間に挟まれての演奏でかなり緊迫した雰囲気だったとインタヴューで語っています。

選曲はヴァイオリンに負担のかからない激しいものは避け、このヴァイオリンの音色を活かした選曲だそうです。いままでの Regina とは一味違う、繊細で研ぎ澄まされた素晴らしい一枚だと私は思います。古典的に訓練された彼女の技術はもちろんの事、熱い息吹を感じさせる彼女のパワーは放射されずに反対に内に込められているように感じます。これがまたこの盤の聴き所なのではないかと思います。

あまりジャズというフィールドに縛られないでクラシカルとの間を彷徨っているという感じでしょうか、二つのジャンルの良さが融合された優しい出来栄えだと思います。

過去に出している Regina の盤 (Rhythms of the Heart 1999, Motor City Moments 2000 )でお馴染みのピアニスト Werner "Vena" Gierig をバックにメンバーの演奏も緊張感があって良いですね、とにかくピアノが素敵なの。私の大好きな曲もテンコ盛りですね。Ravel, Faure, Debussy それに Ennio Morricone の "Cinema Paradiso" が入っているので申し分なしです。疲れた心身にはこの一枚がとても良いヴァイタミン剤になりました。


51wQb4rk9HL__SL500_AA280_.jpg

Humoresque (1998)

Nadja Salerno-Sonnenberg, violin
London Symphony Orchestra, Conducted by Andrew Litton
with Judy Blazer, vocals Leslie Stifelman, piano

もう一枚、これもどちからと言うとジャズ盤ではありませんがヴァイオリンが好きな私の愛聴盤です。なんとなくごちゃ混ぜという感じのまとまりのない盤なのですが、それでも聴いていると元気が出るというか私にとってはお気に入りの一枚です。彼女の生演奏を始めて聴いたのが80年代の始めでまだ Nadja は若くて少年?のようなスリムな身体全体を使って演奏をしていたのが強烈に印象に残りました。80年代はクラシカルのコンサートに嵌まっていた時代でしたが彼女の出現は本当にセンセーショナルというか、ヴァイオリニストのイメージを覆したというかとても新鮮で新しい時代を感じたものです。

演奏が高潮してくると足をパパーンとステージに叩きつけるというか、エネルギーをまるで地面に放出するかの如く足の先から電流が流れるようなそんな感じで、もうあの力強さに圧倒されました。それから彼女の大ファンになってしまったのですが、最近はあまり聞かないのでどうしておられるのでしょうね・・・

月末は、なんとフリー・コンサートがあります。ちょっと特別な珍しい環境でのコンサートです。今から体調管理をしてうんと楽しめるようにしなきゃね。

皆様も季節の変わり目お気をつけてお暮らし下さいな。



<ごそごそ探しているとこんなヴァイオリンの盤が出てきました。貴方のお気に入りのヴァイオリンはいったいどんなミュージシャンのどんな盤でしょうか?>

Stephane Grappelli "Parisian Thoroughfae"
Joe Venuti "Never Before..Never Again"
Jean-Luc Ponty, Stephane Grappelli and Stugg Smith "Jazz Violin Summit"
Didier Lockwood "Tribute to Stephane Grappelli"
Nigel Kennedy "Blue Note Sessions"
Lenny Solomon "After You've Gone the Classic Jazz Violin"

● COMMENT ●

こんにちは。

クミさん、こんにちは。
もう11月ですね。
最近、月日が過ぎるのが物凄く早く感じます。
このまま、暴走老人予備軍から暴走老人へ昇格しそうな勢いです。(笑)

ライヴに行けないほど体調が悪いとは・・・・。
良くなってきましたか?
原因は、久喜の悪友のせいではないかと危惧しております。(笑)

そうそう、前回郵便のストで送り返されてきた、クミサン宛のラヴレターをお送りしました。
今度は、届く事を願っています。(笑)

お久しぶりです

クミさんのお体の具合はいかがでしょうか?
お大事になさってください。

花の写真とレコード(CD?)ジャケットと、
しっとりとして、かっこいいですね。

まん丸クミさん、こんばんは

この花を見ると今年も残り少なくなったなと!
この数日、東京もやっと冬が近くなった思わせる気温になってきました。

ところでレジナ・カータ、まん丸さんが取上げるとはちょっとだけ驚きました。
素晴しいバイオリニストなのに人気が出ない(日本では)のは残念です。


Re: こんにちは。

KAMIさん、v-273こんにちは。

私は、この一ヶ月でもう完全に暴走老人に突入した感じです(^公^;
しかも本人の意思とは関係なしにという感じだからタマリマセン。
ここからなんとか復活せねば・・・笑!

まん丸にとってライヴに行けないほど辛い事はありませんが今回は見送りました。
たまには良い子にしていなければ、もっとひどい目にあう可能性もありますので。
久喜の悪友さんも ”Take it easy ”でまいりましょう。

おおっ、久しぶりのラヴレター楽しみだなぁ!
って請求書じゃないでしょうねェ・・

Re: お久しぶりです

chidorinちゃん、いらっしゃ~い!

誰かと思ったら、あっそうかそうでした(^^)めちゃ嬉しいです。
コメント有難うね。

体調は順調に戻りつつあります、食欲がでてきたのですぐに元ドウリになるでしょう。

CDのジャケットの雰囲気が素敵でしょ、色合いがとてもクールだけど優しくて好きです。
多分ヴァイオレットの花なんかの方が似合うと思いますが、写真の方はシクラメンです。

まん丸は、chidorinちゃんの海に癒されてます。

Re: タイトルなし

tam.raさん、こんにちは。

日増しに寒さが身にしみる季節になってきましたね。
家の裏と前に市が植えたカエデの大木があって今はその落ち葉で大変なんです。
落ち葉掃きは結構腕にくるので・・ため息がでます。

しかし花は、こうして室内で鉢植えを長く楽しめるのが幸いですね。

Regina は、デビューからのファンなのです。凄く上手いと思います。
この人の力強さと演奏のスタイルが私好みというか、感情にうったえるモノを持っている人だと思います。
日本では、あまり人気がないのですか?どうしてでしょうね。

私は、雑食なので色々な意外なモノを聴いているのですが自分でもよくこれだけ節制がないと呆れます。

突然気分転換に「津軽海峡冬景色」なんて記事が出てくるかも。
その時はうんと驚いてくださいな(笑)

ばばさま、ご自愛ください。
しかしなぁ、パガニーニの演奏はかなり激しかったと思うんだけどなぁ
レジナ・カータもかなり気をつかって演奏したんでしょうね。

さぞかし思いっきり演奏したかったと思うんだけどね。

Re: タイトルなし

遠い昔青年だったTAKASHIさん、今晩は。

お久しぶりです。ばば様は次回のライヴの事を考えいると元気が湧いてきましたよ。
これはもう回復している証拠ですね(^^)V

パガニーニが「大砲」というくらいだからとても強烈な音が出せるヴァイオリンだったと
想像できますが、やはり年代があれだけ古いと仕方ないかもしれないね。

でもきっと昔と同じような音はでるでしょうね、Regina はきっとウズウズしていた事でしょう。

調子はどうですか?

本当にひどく辛い時は音楽も受け付けなくなってしまいますよね。

>これで永遠に ”Heath Brothers” の生演奏は聴けないような予感がします。
そんなさびしいこと言わないで、きっといつか、と希望を持ちましょう。

Reginaはいいですね。私も好きです。
今回ご紹介のアルバムは知りませんでした。
熱い息吹を感じさせる彼女のパワーは放射されずに反対に内に込められている感じ
というのがすごいです。何か感じるものがあるのでしょうね。

もうシクラメンの季節ですね。
花は気持ちが安らぐからいいですね。



Re: タイトルなし

miyukiさん、おはようございます。

だいぶ快調です、今日は朝から Nylons (ヴォーカル)なんて聴いているんのでもう安心ね。

> >これで永遠に ”Heath Brothers” の生演奏は聴けないような予感がします。
> そんなさびしいこと言わないで、きっといつか、と希望を持ちましょう。

これでまたまたショックだったのは、Jimmy Heath が近頃日本公演をするとかあるブログ
に掲載されていたので 「なんでやねん」 と思ってしまいました。
ってことは Tootie の方がなんらかの問題があるのかもしれませんね。「兄弟」と名を打って
出演するのだから一人では具合いが悪いと駄目って事なのでしょうかね一人でもいいのに。
なんだか腑に落ちないというか、来年初めのティケットなので一人でも出演して欲しいなと
思ったけど残念でなりません。

> 熱い息吹を感じさせる彼女のパワーは放射されずに反対に内に込められている感じ
> というのがすごいです。何か感じるものがあるのでしょうね。

彼女のギリシャのアクロポリスだったか遺跡のステージでヤンニ(シンセサイザーだったか)
のゲストで出演していた映像(多分90年の始め)を見てもう凄いの一言でした。
まるで「芸術は爆発だ!」って感じの演奏でした。やはり私は熱いのが好きなようですね。
そういう彼女の静かな演奏でした。

庭の花はもう来年まで待たねばなりません、日本は今頃何が咲いているのかな・・・
miyukiさんもくれぐれも無理されませんように。いつもコメント有難うございます。(^^)

フィドル・ジャズ

まん丸クミさん、今晩は。

フィドル・ジャズはイイですよね、大昔ヴェヌッペリ!購入以降、ナントナク秋になると聴きたくなり、年一くらいですけどマハビシュヌのジェリー・グッドマン氏等、フィドルLP引っ張り出してBGMします。

また、ヴェヌッペリ・ポンティ・ロックウッド氏までは範疇ですけど、ケネディ&ソロモン氏は勉強不足で存じ上げません。深夜ですけど、酔っ払いではなく「徹夜になりそー!?」の、休憩タイムお邪魔でした。

Re: フィドル・ジャズ

take10nさん、今晩は。

真夜中の休憩タイムのご訪問ありがとうございます。

Regina の奏でるパガニーニのヴァイオリンでリラックス出来たでしょうか?
私もたまにヴァイオリンの音色を無償に聴きたくなります。

現在のジャズ・ヴァイオリンは、昔と違ったスタイルで思いがけない楽しさがありますよね。
でもやはり古いものも捨てたものじゃありませんね、Grappelli はいつ聴いても素敵です。
日本でも女性のヴァイオリニストが活躍されているようで頼もしいです。

Kenndy はクラシカルのヴァイオリニストですが、近年はジャズにも挑戦しています。
自分的には今一好みではありませんが新しいモノにチャレンジしている所がいいのではないかと。
Solomon はカナダの人でまだ日本では知名度は低いと思われます。私もまだCDを二枚しか聴いて
いません。上手いですがあまり個性の強いという演奏ではないので印象に残りにくいかと思えます。

徹夜が続きませんように、寒くなってきましたゆえtake10nさんもご自愛くださいな。

マイク・ホワイト

クミさん、ご無沙汰です。

体調はいかがでしょう。私も健康診断でいくつかチェックされました。いつまでも若くはないようです。

ヴァイオリンといえばジョン・ハンディのモンタレー・ジャズ・フェス・ライブ盤で凄まじいソロを弾くマイク・ホワイトがおります。音がデカくてマイクがいらなかったとか。(笑)元気が出ますよ。

Re: マイク・ホワイト

dukeさん、こんにちは。

そちらは、もう雪が降っているのですね。こちらは今年は初雪が遅いですよ。

最近はずっと御題の宿題ができませんでした。
このトピックもブログを一ヶ月放置しておくと宣伝がトップに掲載されるので、
それを避ける為になんとなくごじつけに掲載したような内容で恥ずかしいです。

体調は、順調に回復しています。どうもストレスから腸にきていたようです。
これも現代社会のかかえる病の元かもしれませんね。
でももう大丈夫ですよ、食欲が戻ってきましたから(^^)

早速、マイク・ホワイトをチェック!
始めて名前を聞きました。私はフュージョンも好きなのでこういうヴァイオリンもよいですね。
「ジョン・ハンディのモンタレー・ジャズ・フェス・ライブ盤」も時間のある時にチェックして
みたいと思います。dukeさん、お気遣い有難うございます。


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://nono54.blog88.fc2.com/tb.php/113-65b46d00
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

Sayonara & Miyoshi Umeki «  | BLOG TOP |  » SFJAZZ Collective Plays Stevie Wonder in Toronto 10/15/2011

プロフィール

まん丸クミ

Author:まん丸クミ
カナダのジャズ情報を
独断と偏見でおおくりします。

↑ のイメージは本人ではなく
まん丸クミの描いた点画です。

*掲載した写真(タイトルを含め)、記事の私的保存などは構いませんが、改変や転載等はご遠慮くださいね。

リンクはご自由にどうぞ、また過去記事へのコメントも大歓迎です。

カテゴリ

Introduction (ようこそ!) (1)
Introduction ( English ) (1)
未分類 (21)
Live (62)
Piano (5)
Bass (2)
Sax (2)
Trumpet (0)
Trombone (1)
Guitar (1)
Drums (0)
Vibraphone (1)
Vocal (3)
Favorite Tune (6)
Chet's Room (5)
Fred's Room (3)
K's Library (2)
K's Kitchen (6)
Buzzworthy CDs (8)
My Favorite Things (1)
Just Dropping By (掲示板、お知らせもどき) (23)
Journey to The Land of Wonders (ジャズ巡礼日本) (9)
珈琲処 まん丸クミ(ジャズ以外のお話) (4)

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

FC2カウンター

月別アーカイブ

リンク

このブログをリンクに追加する

検索フォーム

RSSリンクの表示

QRコード

QRコード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。