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2017-06

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Neil Swainson and Robi Botos at Ichiriki 12/3/2011 - 2011.12.11 Sun

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( Neil Swainson and Robi Botos at Ichiriki, photos by John S. and manmarukumi )

先週は、今年最後の 「一力ジャズ・ディナー」 でした。待ちに待った Niel Swainson (b) と Robi Botos (p) のデュオ・ライヴで今年の締めくくり。今年は結構 Robi Botos を生で聴く機会に恵まれて2月にヴォーカルの Molly Johnson のコンサートの伴奏、5月には JAZZ.FM91 の10周年記念イヴェントで大ホールでの環境で Robi の演奏を聴けた事が嬉しかったです。そして 「一力」 で二回、同じアーティストでも環境によって演奏も観客へのアプローチも違いますから、彼らの違った一面を垣間見る事が出きるので違ったステージを観るのは興味深いですね。

しかし 「一力」 のライヴはとてもプライヴェートな空間で真直に彼らの体温がエネルギーが感じられて他では味わう事のできない環境だと思います。そして一番嬉しいのは静かに聴けるというのが何よりですから。しかし今回はどういう分けか照明が真っ暗で残念ながら演奏中のショットが一枚もありません、普通なら演奏中のミュージシャンにスポットライトが当たるのが常ですが、そして演奏している彼らの姿を鑑賞するのも楽しみですが今回はいったいどうした事でしょう?という分けでいつものライヴの演奏風景は無しです。しかしこの暖かい雰囲気は少し味わって頂きたいので休憩時間のこの一枚で、和やかな空気が感じて頂けるでしょうか。

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リラックスした雰囲気の 「一力」 は誰でも歓迎、そんな暖かさが充満しています。

さて Neil の演奏を聴くのは半年振りです。 Rex Jazz Bar ではよく出演しているようですが時間的にもスタートが夜の9時半と遅く都合がつかず環境的にもバーという場所は一人では行き難いのでうまくいきません。ダウンタウンに住んでおれば問題なく友人を誘って行ける距離でしょうが郊外からではなかなか夜の運転は辛いですね。でもあまり便利すぎるとまん丸にはかえって危険かもしれませんね、入りびたりになったりして。(笑)

今回は、私達のお席にジャズ・ナイトの "Newcomer" さんがお二人同席されました。お一人は私と同年代の素敵な女性でお話がはずみました。もうお一人はなんとジャズ・オルガンを弾くという50代の若者(^^)でした。ジャズの話題をふるとちゃんと答えを返して下さったので感激!新しいお仲間が増えるのは真に嬉しいですね。さあ、そんな楽しい雰囲気から 1st. set の始まりです。

1. There Will Never Be Another You - Harry Warren/Mack Gordon 軽快なテンポでライヴの始まり。

2. In a Sentimental Mood - Duke Elligton 同席された女性が、まあこの曲なんて言うのですかと聞かれた素敵なアレンジ、これでもう彼女はライヴの虜になったはず!

3. I Got Rhythm - George Gershwin/Ira Gershwin この曲を聴くとどうしても Ethel Merman が頭に浮かびます。ミュージカル "Girl Crazy" から、このミュージカルからは素敵なジャズ・スタンダードが幾つも生まれました "Embraceable You" と "But Not For Me" など。 Robi がとても乗り乗り状態ですね。何時ものペースを乱さないクールな Neil の演奏は安心度100%。

4.In Your Own Sweet Way - Dave Brubeck この曲はとても優しくて大好きです、Brubeck の作曲するものには何時も人の心の中にさり気なく浸透する無色のヴェールみたいな柔らかい空気が流れる旋律があって好きにならずにはいられません、Robi はそのごつい体格に似合わずとてもロマンティストで奥様に捧げている曲などを聴くとこの人の持つ内面の優しさを感じます。特にこういう曲を弾くとアレンジにその性格がでてくるのだなって感じるのでした。

5. You and the Night and the Music - Arthur Schwartz/Howard Dietz 今夜の Neil はちょっとおとなし目の演奏でなんだか Robi にステージを譲っているような気がします。何時もの熱さを少しトーン・ダウンさせたような、でも根底に流れている彼の持ち味はしっかり披露されていますよ。久しぶりの Neil やっぱしいいなぁ!!さあここで 1st. set の終わりです 30年代のミュージカルからピック・アップした曲が多いでしたが、お次のセットは一体何が待ち受けているでしょう。


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the ROBI BOTOS trio place to place (2011)

Robi Botos - Piano, Fender Rhodes - Keys - Cajon.
Attila Darvas - Acoustic, Electric Bass.
Frank Botos - Drums.

1. Life Goes On (Robi Botos)
2. Footprints (wayne Shorter)
3. Be Bach (Robi Botos)
4. Emmanuel (Robi Botos)
5. Place to Place (Robi Botos)
6. Long Time No See (Robi Botos)
7. Smedley's Attack (Robi Botos)
8. Tagged (Robi Botos)
9. You Don't Know What Love Is (Gene de Paul/Don Raye)
10. Inside Out (Robi Botos)
11. Homeland (Robi Botos)
12. First Love (Robi Botos)
13. What Is This Thing Called Love (Cole Porter)
12. What? (Robi Botos)

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Robi's homepage from here! ジャケットの写真もデザインもシャープに決めていますね。

今回 Robi は待ちに待った新譜を引っさげてやってきました。長い間またされた新譜でしたが、自分で納得のいく一枚が出来たとようやく長年の夢が達成されたというか、忙しい合間をぬっての制作なので思うように行かなかったようです。しかしフィニッシュト・プロダクトを見てジャケットのデザインやそれに使われているフォトなどこれまでにない気の配りようですね。早速聴いてみました、聴きこむほどに良さがじわじわと伝わってきます。私は Robi のファンなので本当にこういう盤をだしてくれて嬉しいです。14曲中11曲がオリジナルという意欲作です。豊富な内容で彼のヴァーサタィル(versatile)な面を聴くことの出きる一枚でしょう。詳しいリヴューはまた後ほど、今夜は奥様のヴァイオレット(左端)と兄弟夫婦の同伴でご機嫌なようですね。

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Robi's my space from here! 新譜のサンプルもお聴きになれます。

2nd. set:
1. Isn't She Lovely - Stevie Wonder この曲はもう多くの方のお気に入りではないでしょうか、1976年のアルバム "Songs in the Key of Life" からです。スティヴィーの娘 Aisha の誕生を祝って作られた曲ですね。産声から始まるこの曲、後方では彼と娘が多分お風呂で水遊びをしているような場面が挿入されていて本当に幸せな一こまを入れたところに彼のセンスを感じます。この曲をちょっとファンキーにアレンジして70年風のエレピのサウンドでセカンド・セットが始まりました。

2.Darn that Dream - Jimmy Van Heusen/Eddie Delange その場で二人が決めていく選曲は楽しい、1st. set では、皆の良く知っているスタンダードでした。いったいお次は何が飛び出すのやら。

3.Honeysuckle Rose - Fats Waller/Andy Razaf 二人の息のあったデュオは毎回、エクサイティングだ、本当に相性がいいというか二人が歌いだすと心がわくわくしてきます。この場所でしか聴けない特別なデュオですね。

4.How Insensitive (Insensatez) - Antonio Carlos Jobim/Vinicius de Moraes ボサノ・ヴァのジャズ・スタンダードですね。ショパンの Prelude No.4 がラフに基本になったと言う曲だけど、そんな事は関係なしに素敵な曲。これはやはりヴォーカルでしょ、嗚呼ベースの音色が染み入るように流れていきます。やはり Neil は上手い!

5.Voyage - Kenny Barron グルーヴの効いたサウンドでファンキーに演奏です。こういう選曲をしてくれると嬉しい、ご年配の多いライヴなので(自分の事は棚にあげてる)選曲も難しいとは思いますが個人的にはこういうのももっと入れて欲しいです。

6. Alice in Wonderland - Sammy Fain/Bob Hilliard 1951年のディズニーのアニメーション・フィルムからですね。Lewis Carroll 著作 "Through the Looking - Glass" がオリジナルですが、この曲はやはり Bill Evans が頭に一番に浮かんでしまいます。この曲で私達の夢も終わり(アリスが夢から目覚めるように)のようです、今夜も満足感120%でした。

今年も楽しいライヴと美味しいお食事を提供してくださった 「一力ジャズ・ディナー」のリキさん、そしてプロデュサー Mr.M氏有難うございました。そしてその時折に出会った人々との会話、新しい出会いもまた楽しいハプニングの一つです。来年のライン・アップはすでに素晴らしい予定が、まん丸はもう来年が待ちどうしくって!だって長年の希望である素敵なサウンドを持ったあるミュージシャンを迎える事が叶いそうなのですもの。このお話はその時まで暖めておきましょう。

さて2012年の足音はもうそこまで来ていますね、しかしまん丸の今年の行事はまだ残っています。これに参加しなきゃ一年が終わりませんね。


それはお次のトピックで、皆さん それまでお元気でね。



ichirikilantan200.jpg
http://www.ichiriki.ca/

● COMMENT ●

ま○さ○さん、コメント有難うございました。

Mike の情報がお役にたててとても嬉しいです。
またお立ち寄りくださいな。

大発見!

そうですか!
ハウインセンシティブ。
ショパンの曲を聴いたとき「そっくりや!」と思っていました。
なんと、同じ曲だったとは・・・。

あひる

Re: 大発見!

あひるさん、今晩は。

以前にも話題になりましたが、クラシカルの曲をベースにして作られた曲が結構あるようですね。
一番に思い出すのが ”Lover's Concerto" または "How Gentle is the Rain" ですがこれは
J.S.Bach の ”Minuet in G Major" をベースとして作曲されています。

あひるさんが何処かで聴かれて「そっくりや!」と思った多くの曲は案外クラシカルのコピー
かもしれませんよ。他にどんなものがあるでしょうね。

夢は終わらない!

ニールさんのベースは、ジーンさんとのデュオ盤で聴いたことがありますが、
ピアニストが代わり、しかもライブでは、俄然違ったものになるのかもしれませんね。

今日は、買い物途中で、50%引きになっている Denzal Sinclaire を見つけ、
思わず買ってしまいました。(「I Found Love」)

さらっとした歌声が素敵ですね!(^^)

Re: 夢は終わらない!

A.tomy君、お久しぶりです。

いやぁ、もう全然ちがいます。ジーンさんと一緒の時はニールはなんだか少し遠慮
ぎみなようなそんな感じがしてなりません。完全に裏方にまわっているような。
でもそれはきっとジーンさんのステージであったりするので、彼を盛り上げるって
スタンスなのかも、Robi とはピアノのスタイルも全然ちがいますしね。

でもこの 「一力」 では彼のステージなので全速力で走れるって事かも。
それと Quartet などのセッティングでも彼の熱い演奏を垣間見る事ができます。
ビバップとかハード・バップのニールは唸らせてくれますよ。凄く熱いです。

> Denzal Sinclaire

おおっ、買われましたか。変な言い方ですが彼からはまったく黒さが感じられません。
本当にサラッとしていて顔を見てへ~っ意外だわって感じですね。そこがなんだか
好きというか、サラリ感が彼の良い持ち味といいましょうか。

寒くなってきました、風邪などひかないように予防してね(^^)

クミさん、こんにちは!久しぶりにネット閲覧する時間ができました。ニール・スウェインソン(b)はジョージ・シアリングと一緒に来日した時に生で観ました。

 その時は細見の青年で、シアリングにしっかり寄り添うベースが印象的でした。イチリキっていい感じのお店ですね!クミさんのレポートを観て、行きたくなった方多いでしょうね~

 また素敵なレポートよろしくです!

 

Re: タイトルなし

tamaeさん、今晩は。

まだ初々しいニールをご覧になったのですね、シアリングはニールをとても気に入っておられたようです。なんたって好青年でしたもんね。今も変わりなく細いですが容姿も演奏も中年の貫禄が付いていますよ。

また機会があったら是非聴きにいってあげて下さいませ。最近は年に数回日本に行っているそうです。

一力は40席のスペースですがデュオには良いサイズです、本物のピアノがあれば最高なんだけど。

ところでtamaeさんのコメント欄にやはり書き込めないでした。何度やってもはねつけます。なにやらメンバーIDが必要なようです。dukeさんがコメント残せるのにどうして私が残せないのか不思議だわ。何かのIDをお持ちなのかしら?そちらにコメント残せませんがまたお時間の或る時に遊びにきてくださいな。(^^)

Niel Swainson と Robi Botos のデュオが、今年の締めくくりなんてすばらしい
組み合わせだと思います。
想像しただけでワクワクですが、ライブの様子を読ませていただいて、その素晴らしさが
伝わってきました。
スタンダードの独自のアレンジを聴くのは、本当に楽しいと思います。

それから、Robi Botos の新譜は良いですね。気に入ってしまい、何度も聴いています。

来年、なにかいいことがあるようだけど、なんだろう? 楽しみです。

Re: タイトルなし

miyukiさん 今晩は、

本当に素敵なディナー・ジャズの締めくくりでした。
始めて同席された方々とも楽しくお話できたし、演奏も良かったし満足のライヴでした。
(実は昨夜のジーンさんのコンサートにもこの時同席した女性の方が来ておられて途中からご一緒したんですよ、年齢が近い女性のお仲間が増える事はとても嬉しいです!)

Neil も Robi も共にトロントでは一線をつっ走ているアーティストですが、ほとんどステージを共にする事がないので、ここでは特別な組み合わせで聴ける事が一番うれしいですね。ここ以外では聴けない演奏です。

Robi の新譜いいでしょ、もっとじっくりと聴いてからご紹介したいと思っています。

> 来年、なにかいいことがあるようだけど、なんだろう? 楽しみです。

お楽しみにと言ってもかなり個人的、もちろんジャズ関係しかないですが・・まだまだ先の話しなのでタマゴを暖めるように心の中でじっくりと暖めていきたいと思います。(^^)

カホン!

今日は、まん丸クミさん。

R.ボトス氏新譜ご紹介有難いです!
ところで、O.P氏トリビュート楽曲「 エマニュエル 」が入ってますけど、もしかして!氏アルバムへは御初のクレジットですか?
また、氏使用インストルメントへCajon(カホン)が登場してますけど、椅子代わり!?に座りピアノ弾きつつパーカッションしたのでしょうかねェ、等々大変興味惹かれました為此方でも購入候補かも?

Re: カホン!

take10nさん、お久しぶりです。

Robi のリーダー盤はこれで4枚目になりますが、”Emmauel" は始めて盤に収められたようです。
他の参加盤にはどうだか分かりませんが、持ち盤では始めてです。

これはオスカー・ピーターソンの家族に送られたものですが、優しくてなんとも言えない
メロディーですね。Robi のオスカーへの愛情があふれんばかりの愛おしさを感じます。

ピアノ以前に Robi はドラムをたたいていたそうです。
一番初めにお父様が伝授されたのが太鼓だったそうですよ、ピアノは自己流で学んだそうです。
なので Cajon もお手の物なのでしょう、しかし椅子がわりではないと思います。
Cajon の上には彼は座れないと思いますので。

何時もご訪問ありがとうございます。知識不足でそちらにコメントできなくて・・・(^^;

コメント欄すみません。

クミさま、「寺井珠重のブログにコメントできない」件について、先日メールお送りしたつもりだったのですが、届いてなかったみたいで、重ねて申し訳ありません。
どうも、海外サーバーや日本語環境のPCでないと、コメント・エラーになってしまうみたいです。ご迷惑おかけしてます~ メールで送っていただければ私がUPしますよ!

Re: コメント欄すみません。

tamaeさま おはようございます。

コメントへの件のメールは届いておりません、どうしてかしらね?
あのプロヴァイダーだとほとんど文字化けせずに日本への交信も問題ないのにどうした事でしょう。

私のPCは英語環境でしかも海外サーバーなので駄目なのですね、分かりました。
今度からはメールでお願い致しますね。

それと違うメールアドレスからテスト・メールを送信しますのでチェックしてみて下さい。
こちらはよく文字化けするのでどうなりますやら・・・


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