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2017-04

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Peter Appleyard's Swing Fever Band   (8/30/09) - 2009.09.02 Wed

先週末は、ミササガの市役所前に設置された野外ステージで一時間半ほどのフリー・ジャズ・コンサートがありました。

appleyard500.jpg
(all photos by manmarukumi)

81歳になる Vibraphonist の Peter Appleyard 率いる Swing Fever Band とゲストの Dave Bennet と言うクラリネット奏者、そしてヴォーカルの Carol McCarthney がアップルヤードさんのお誕生日をお祝いするという趣向でした。

午後7時半からスタートしたのはよいのですが、野外というのは予想以上に天候に左右されるもので、私達は防寒のジャケットはもろろん、折りたたみのイスなども持参して、サーモスには暖かい飲み物まで用意万端。

これでオーケーだと思っていても、やはり最後にはガタガタ震えだす始末、ピアノのジョン・シャーウッドさんも手をこすり合わせて暖めているという具合でした。

peterappleyard400.jpg
(Mr. Appleyard)

さてアップルヤードさんは、ベニー・グッドマンの Septet のオリジナルメンバーであります。1928年生まれで今年81歳ですがまだまだ健在です。写真では大きな方なのかと思っていましたが案外小柄な方なので、ステージにある存在感というのはその人を実物よりも大きく見せるものだと思いました。

彼の盤はあまり聴いていませんが、その存在はカナダのジャズシーンにはかかせません。色々なミュージシャンとの参加盤やステージにと大忙しでフェスティヴァルやイヴェントなどでよく彼の名前を見かけます。

彼はまた、オスカー・ピーターソンやデイヴ・ヤングと同じように1992年にOrder of Canada を受賞しています。この賞はカナダの為に色々な分野で貢献した人に贈られる特別な賞です。

dave bennetkira pane400
(Dave Bennett & Ms. Kira Payne)

さて今年はベニー・グッドマンの生誕100年祭と言うこともあって彼の率いるバンドはアメリカのクラリネット奏者 Dave Bennett をゲストとして迎えていました。これがまた凄くスイングするクラリネットで観客をとても楽しませていました。

沢山のグッドマンのナンバーを演奏し、観客の何組かのカップルはステージの前で曲にあわせて踊りだしているではありませんか!

Memories of you, Poor butterfly, Body and soul, Good-bye や Midnight sun などきっと昔を思い出しながら踊っているのでしょうね、よ~く見ると観客の半分以上はなんだか高齢という感じだったので、やはりスィングジャズはこの年代の人々が一番輝いている時代に流行った音楽なんですね、観客層の色がはっきりと出ていました。

さてさて、まん丸が関心をもったのはクラリネット奏者の Dave Bennett です。かなり若い感じ、休憩の時に少しお話した時もなんだか年齢不明。

会話の途中、私が日本人と分かると実は彼の祖母様が日本人だと言うではありませんか。 なんだか先ほどから彼の顔がショーン・レノンに良く似ていると感じたのはそういう事だったのだと一人で納得。

http://www.davebennett.com/bennett.swf

家に帰ってから、彼のホームページを開いてみると、彼は若干24歳の若さ。でもあのスイング感ってちょっとやそっとであそこまで行き着かないぞっと思いながら読んでいると、10歳の時におじいさんとおばあさんからクラリネットを贈られて以来、耳からグッドマンの曲を覚え、小学5年生の頃には学校のバンドでBei Mir Bist Du Schoen を演奏していたというのだから驚きだ。

しかも12歳の時に New York にある Sweet Basil Jazz Club でなんとですねSit in with Doc Cheatham というからこれまたびっくり。

なるほど彼が ” Clarinet Prodigy” と呼ばれている理由が分かりました。ジャズ好きのおじいさんの影響もあったんですね。とにかく嬉しい発見でした。

carolsings500.jpg

それとヴォーカルの Carol McCartney さんです。彼女のホームページは前から興味があってみていたのですが、今回このステージで彼女のヴォーカルが体験できるとは思っていませんでした。ラッキー!

carol mac400-1
(Ms. Carol McCartney)

ステーツとカナダで活動されているようです。落ち着いた声と貫禄で広い年齢層に受けそうなヴォーカルです。
今回は、 The Shadow of your smile と East of the sun and west of the moon をバラード風に歌ってくれました。

寒くてショールが離せないといいながら、まるでアイスキャンデーになりそうだと、ちょっと声が硬くなってしまった感じでした。ディヴ・ヤングさんとこの前に紹介したジョン・シャーウッドさんとの演奏で頻繁にライブをこなされているようです。私が写真をお願いしたら気軽に応じて寒いのにコートまで脱いでくださいました。すてきなサーモンピンクのドレスが似合っていますね。

ここに彼女のHPを貼り付けておきますね。

http://www.carolmccartney.com/

それとピアノのジョン・シャーウッド さんもこのスイングバンドのメンバーでもあり、キャロル・マッカートニーのトリオのピアニストでもあります。

今回のスイングバンドの面々も、ジム・ギャロウェイーのビッグバンドの一員だったりして知っている顔もかなりおられました。ベネットさんの横に写っている女性のテナーサックスのキーラ・ペインさんもジムのバンドでサックスを吹いていますね。

とにかく楽しいビッグバンドでした。去年は時間がなくて来れなかったのですが、この時期になるとアップルヤードさんは毎年このステージを開催されているので来年も元気で現役で頑張って欲しと願わずにいられません。

もう野外でのコンサートも終わりだなぁと思わせる秋風もふいていたのでした。そういえば今日はもう9月になってしまったんだ。


● COMMENT ●

謎が解けた

コンサート会場の傍には高層ビルがいくつもあるのですね。
(ジャズと関係ないけど)

謎のクラリネット奏者、分かりました。
若いですね。それに、日本人の血が混ざっているのですね。
Peter Appleyardさんは、お歳みたいだけどお元気そうです。
私は、この人のヴァイブは聴いたことが無いので、機会があったら聴いてみたいなあ。
Dave Bennett の方はホームページでビデオを見ました。
軽快で優しい音ですね。なかなか感じが良いです。

楽しいコンサートで良かったね。

Re: 謎が解けた

Miyukiさん、これが秘密のクラリネット奏者でした(^^)

私も今回初めて聴いたので、ちょっとリサーチせねばなりませんでした。
でも生の演奏では、観客の声援に応えてかなりハイノートで頑張っていたから
頭の血管が破裂しちゃうんじゃないかと心配したほどです(おおげさ~)、とにかく
とても楽しい演奏でこれがスイングバンドの真髄なんだと言う感じでた。

ジャズに関係ないけど右側にある建物はいつもお世話になっている例の図書館です。
ステージの反対側が市役所で、小さなスケートリンクがあるんですよ。
ステージの後ろにあるビルディングの群れは建売のコンド(マンション?)です。

寒いのは嫌だ!

:まん丸クミ様
野外のライヴは結構好きで、若い頃は日比谷の野外音楽堂で開催された、サド・メルなんかを聴きに行きました。
温かいとビールなんかを飲みながら楽しんでご機嫌なのですが、寒いと嫌ですね。
小生は暑いのも寒いのも苦手なのです。(笑)

素晴らしいクラを聴けたとの事、嬉しいですね。

でも、今のスイング・ジャズの置かれている立場はどうなのか・・・・古典ジャズ(こんな言葉があるのかわかりませんが)扱いされているのではないかと心配になります。

彼らも昔は、革命家だったハズダ!

Re: 寒いのは嫌だ!

KAMIさん、今晩はv-273

今までスインバンドの生は数えるほどしか行ってないのですが、いくたびに思うのは。
集まっている観客層の年齢がとても高いことです。やはりこの分野はこの年齢層のものだ
って思わせますね、でも皆さんがとても楽しそうなんですよ。
ビッグバンド+ダンスって感じでしょうか、私達の若い時にツイストが流行って、ディスコが
流行って、それらの曲を聴くと踊りたくなるようなもんでしょうね。きっと同じ感覚じゃないかな?

でもスイングジャズを聴いていたら、家族の一人がこういう曲は古臭くて嫌だと言ってました。
まあ、仕方ないですね時代はかわっていくのだから。

野外の音楽堂でエビスビールですか(笑)、夏はもう終わりですねでも冬が好きなのでへっちゃら!

Dave Bennett さん

カナダは、さすがに秋の深まりが早いですね。
ことしは、日本もおてんとうさまが雲間に隠れがちで、昔なら冷夏で作物がとれずタイヘンだったでしょうね。
事実、野菜の値も高騰したりでしたよ。

そうですか、日系の奏者のかたでしたか。
clが、カラダの一部になってますね、いいですねー。

話は、少し、違いごめんなさい、なんですが
ジョン バレンタインというpのアーティスト、
カナダでは、有名ですか。
トリオもの、1枚聴いたんですが、なかなか内容がよかったです。

Re: Dave Bennett さん

まっは師匠、おいでやす!

いつも師匠からは課題が与えられますね、ジョン・バレンタインなんだか名前は聞いたこと
あるような、ないような。 スペリングはBですか?それともVですかヴァレンタインかな?
この盤はどこからでていますか?なんとなく西部の方で活躍しているピアニストでしょうか。
今回も勉強のネタが増えました。

日系と言ってもベネットさん1/4だけ日本人ですね、言われなければまったく分からないですね。
お歳の割には演奏も体格も貫禄ありました。

こちらもこの夏は天候が不安定だったので、野菜が心配でしたけどちゃんと育っているみたいです。

セッション!

ピーター・アップルヤードさんが、バッキー・ピザレリさんたちと共演しているCD「スイング・ライヴ」を見つけましたよ!

Re: セッション!

トミー君、おはようさん。

これってひょっとして” Barbados Cool ” ではありませんか?
もう一枚同時に ” Barbados Heat ” という盤も出ています。
二枚とも選曲が楽しくて良いですが、どちらかと言うとクールの方が好きです。

Major Holley (b), Butch Miles (ds), Rick Wilkins (sax), Bucky Pizzarelli (g) ですね。

No title

いや、このアルバムは、その名も、

“SWING LIVE”(Chesky/2001)
Bucky Pizzarelli(g)
Peter Appleyard(vib)
Bernard Purdie(ds)
Allen Vache(cl)
Michael Moore(b)

ニューヨークでのライヴです♪(^^)

Re: No title

トミー君、おはようさん。(今日は祭日で、ゆっくりしてます)(^^)

この盤、確か持っていたと思っていたらトミー君の貼り付け(ねひつじ君の所)の
ジャケットを見て思い出しました。
持っていたのではなく図書館で借りたような、それで図書館のカタログで調べたらやはりありました。
即、リクエストを入れたので今週はこれを聴きなおしてみますね。
貼り付けは便利ね、ありがとう!


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