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2017-03

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The world according to David Braid 5/30/2012  - 2012.06.23 Sat

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( photos by manmarukumi )

精力的に国内、国外(中国の音楽大学などの講義などを含めた)でのライヴやコンサートをこなしている David Braid の今年始めてのトロントでの初ライヴが久々に Paul Hahn & Co. であるというのでジャズ仲間さん達と連れ立って行ってまいりました。

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しかも初ライヴがフリー・コンサートというのだから驚きです。この後、7月にはオーストラリア・ツアー、そして10月にはデンマークでのツアーが待っているそうです、その合間をぬってカナダやステーツなどのコンサートを積極的にこなしている David ですが、今夜はリラックスしたお顔を拝見する事が出来て幸せでした。店内には50人あまりのファンが所狭しとピアノ・ベンチに陣取ってサーヴィスのワインなどを楽しみながら David を迎えました。


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VERGE DAVID BRAID (2011)
le phare
the way you look tonight*
el castillo interior
richmond sq□are*
semi-unconditional
春江花月夜* (Spring Garden Night)
bali tian's day
reverence

Piano, Prepared Piano* David Braid

All Compositions by David Braid
except "The Way You Look tonight" and "春江花月夜"
Recorded December 20-22, 2010 at Remenyi House of Music
Toronto, Canada

今回のライヴは、新譜 "VERGE" からの選曲でした。この盤は2012年に JUNO Award Winner に選らばれています。クラシカル、ジャズ、ワールド・ミュージックの融合、ひとつのジャンルに収まりきれない David Braid の世界を堪能しました。今回のハイライトは中国のフォーク・ソングである 「春江花月夜」 という美しい琴曲を David のピアノで再現するという楽しい演奏でした。

CDと生の演奏ではかなり印象も違って、今回の演奏では David の選択で彼のお気に入りの1935年製の Model 'M' Steinway Grand Piano を使用しました。そのピアノのストリングスの合間になんとあの割り箸を所狭しと突き刺していく容赦のない姿、君は鬼か!ピアノ泣かせの David さんでした。これを許可したオーナーの Alex は偉いというか寛大というか、David Braid の才能を高く評価している彼女なら出来ることでしょう。



貼り付けの中国の Beijing University Concert Hall (2010年4月)での You-tube でご覧頂くと分かりますが、ピアノのストリングを巧みに使って中国の琴の音色を上手く再現しています。その為にチャップステック(割り箸)などをピアノ線にあてがって微妙な音を調節しているのですが、これは家で真似をしないで下さいと注意事項がありました、調律師泣かせの技でもありますね。(笑)

新譜はDavid の静寂の世界というのでしょうか、ジャズの盤と期待していると少し期待外れします。これはもうジャンル抜きで彼の世界を楽しむ趣向で製作された盤でしょう。"The way you look tonight" 以外は全て彼のコンポジションです。そしてこの曲のアレンジの面白さもきっと貴方の耳を釘付けにするでしょう。

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コンサートの後は、なんと景品(タダの調律など)まで当たるくじ引きまで用意されていました。なんというサーヴィス精神。


全ての曲は彼らしさというか彼そのものでしょう、しかしこの中の一曲 'Reverence' はまだ彼が大学生の頃に始めて作曲したというもので、若い溌剌としたメロディーから今の彼とは違った新鮮さが感じとれました。Carefree (伸び伸びとした)というか、とても自由に空を飛んでいる感覚を覚えます。これを新譜の最後に持ってきた彼の思い入れは何でしょう。機会があれば是非彼の世界を経験してみて下さいな。

今月からトロント・ジャズ・フェスティヴァルが開催します。6月末には Rex Jazz Bar で David Braid Sextet のライヴがあるのでどっぷりと熱いメイン・ストリーム・ジャズも聴けることでしょう。お席が取れるといいんだけど、どうなりますやら。



これは竹田の子守唄のアレンジです、Popular Japanese Cradle Song を友人のギタリスト徳永英彰さん( 興味のあるインタヴューはここをクリック )から教わったそうです。この子守唄では眠る事ができないでしょうが、なんと興味深いアレンジでしょう、いつもチャレンジ精神旺盛の David です。

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以前にピアノのカテゴリーで彼の事はご紹介済みですが、ちょっと独特な彼の世界に浸ってしまうと癖になります。嵐の前の静寂さというか彼の中に秘められた台風とはいかに、要チェック!


ライブの後は、皆でお食事へ。
今夜もいつもの場所へ直行 「とんかつ定食」 が美味しいのね。
皆とコンサートの話しで盛り上がる楽しい夜は更けていくのでした。


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Paul Hahn & Co. homepage from here.


最近ラップトップの調子が悪く、長い間使っていると異常に熱くなってしまいます。今回のトピックは少しづつ書き溜めてアップしたのでえらく時間がかかってしまいました。早くなんとかせねば・・・・

● COMMENT ●

あ!一番乗り!…確か2回目、何か嬉しいですね…

ご無沙汰しております…時々、見てましたが…生身と言うか実生活(?)の方でゲツバタ…
格調高き!!クミ様のところで、コメントする気力の充填が追いつかなくて…

アワワワ…いやー、しかし、この演奏!…
あんまり好きじゃないですねー、こういう楽器の使い方…
ギターを歯で弾く(?…ジミ・ヘンドリックス以来、多数あり)のは、有り、
ベースのスラップをスリッパでやる(昔、爆風スランプの「江川ほーじん」が演ってたのは生で見ました)のは、有り、
笛を鼻で吹くのは、有り、

けど、これって、違和感が…
けど、音は面白いですね。

もともとジャズって、ブルースからゴスペル、サンバやボサノバ、クラシック、何でも取り込む懐の深さがありますよね。
リズムからコードまでいじくり回し、挙句に原曲のメロディーが分からなくなるインプロビゼーション…

だからジャズは面白いんだけど…
あ、真面目すぎるコメントでしょうか(^_^;)

追伸で、ございます

心配ですねー、ラップトップの調子…
壊れるときって、大抵初期症状があります。
起動時の音、モニタならチラツキや変な線が入ったり…
熱ってのも、ヤバイす。
パソコンって、常にファンを使って冷やして動いてる機械ですから…
要注意です…お気をつけて下さいな…

Re: あ!一番乗り!…確か2回目、何か嬉しいですね…

ヘビメタじじいさん、お久しぶりです。

こちらもちゃんとヘビメタさんのサイトはチェックしておりますよ。(^O^)
私こそなかなか気の利いたコメントできなくて申し訳ないです。

しかもPCの調子が悪いもので、日本語変換がスムーズに出来なくなることも。
ヘビメタさんの言うように熱がこもってヤバイ状態になっていますので、
これは早いうちに修理にださなきゃいけないですね。
あ~また出費が・・・

> アワワワ…いやー、しかし、この演奏!…
> あんまり好きじゃないですねー、こういう楽器の使い方…

たまにこういう演奏をされる方がいますね、上原ひろみさんも結構やりますね。
好き嫌いは多分あるでしょうけど、たまにはモノによって面白いと思います。
でも頻繁に聴かされるときっと疲れてしまうでしょうけど。

たまにだから新鮮でいいのかもしれません、気分転換に風景を変えるみたいに。
コンサートの時もこの中国のフォークソングの一曲だけをこうして演奏しました。

> ベースのスラップをスリッパでやる(のは、有り、> 笛を鼻で吹くのは、有り、

こっちの方がよほど違和感ありと思いますが(笑)

きっと音の効果を出すために色々な技法の可能性を追及しているのでしょうが、
ジャズはいつも現在進行形で面白いのだと思います。ジャズに限らずだけど。

> あ、真面目すぎるコメントでしょうか(^_^;)

いえいえどんなささやかなコメントでも大変に嬉しいです。
カウンターの数よりも、こうして訪問してくださる方とのコミニケーションの
方がまん丸にとっては大切なものですから。ほんとうに感謝です。

こんばんわ

疑問を少し。
まず「フリーコンサート」というのはチャージがフリーって言うことでしょうか?つまりただ?
そしてもう一つ気になったのが「サービスのワイン」
ライブが無料の上にワインもサービスしてくれるの?つまり振舞い酒???

もし、そうなら大好きです。こういうの!!

そして最後に、こういう演奏。
つまりピアノ線に直接さわって音を出す奏法?はチック・コリアや上原ひろみさんの演奏で見たことがあるんです。
これって流行っているんでしょうか?

「とくながひであき」って聞いたことがある名前だなぁって思ったんです。
でも、ギタリストって書いてあるし・・・。
「とくながひであき」ってインターネットで引いて見ると「日本のシンガーソングライター」って書いてありました。
だから聞いたことがあったんですね・・・。

支離滅裂の文章になってしまいました。
あひる

Re: こんばんわ

あひるさん、いらっしゃい!

そうです、「ただ」なんです。社長のアレックスがピアノ・ストアーのお客様との
交流や再生されたピアノのお披露目やら、ジャズに限らずピアノとオペラの夕べで
あったり、クラシカルのコンサートであったり、ジャンルに関らず色々なコンサート
を企画されています。これは店の宣伝にもなるでしょうが、まずはミュージシャン達
との深い関りと信頼関係からこのような企画が可能になるのだと思いますよ。

ワインもただです(^^)、常連さんはお気に入りのボトルなどを差し入れに
持っていかれるようです。コンサートは本当にリラックスしたよい雰囲気です。
以前は30分位でしたが、嬉しい事に最近は1時間たっぷりのライヴが多くなりました。

> これって流行っているんでしょうか?

前衛的な演奏はずっと前からこのようなピアノ線を叩いたり、弾いたりして
行われたいたと思いますが、一般的には ”Avan-Garde" (アヴォンガード)と
いう時期に色々と実験的な技法を取り入れて革新的な演奏を繰り広げていたと
思います。そういう流れでいまも続いているのでしょう。

> 「とくながひであき」って聞いたことがある名前だなぁって思ったんです。

そうなんです、女性の歌を歌う同姓同名の男性の歌い手さんがいますね(笑)
彼の名前がでている所をクリックしてみてください、ギタリストの徳永さん
の事が書いてありますので。


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