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2017-04

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Marshmallow Records in Yokohama (マシュマロレコード) #8 - 2013.05.16 Thu

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(上不三雄氏、勉強堂 横浜 2013年)

長いご無沙汰でした、皆様はお元気でお過ごしでしょうか。 今日はカテゴリー "Journey to The Land of Wonders" (ジャズ巡礼日本)の更新です。このカテゴリーでは30年ぶりに訪れたひっちゃかめっちゃかな日本ジャズの旅を綴っていますが、今回は横浜の続きといきましょう。

さて横浜で大変お世話になったジャズのマイナー・レーベル、マシュマロレコードさんをご紹介したいと思います。 "Olivier Antunes in Yokohama" の音合わせにご招待いただき、諦めていたトリオを幸運にも聴く事が出来たまん丸と子丸親子は、その前日にマシュマロレコードの上不三雄(じょうふみつお)氏とこの横浜で再会する事ができました。上不氏とはトロント(Gene DiNovi のコンサート)でお会いしてから長い年月が過ぎており、この再会はまん丸にとって特別に想い出深いものとなりました。

まずは上のお写真、"Stan Getz Dear Old Stan Vol. 2 OUT OF NOWHERE" を抱えてたたずんでおられる御仁が、横浜線の大口にある古い商店街に 「勉強堂」 という紳士服店を構えておられる、二代目の旦那さんである上不三雄氏であります。その商店にはもう一つの顔が、ジャズ・レーベル 「マシュマロレコード」 のオーナーであり、プロデューサーである上不氏の顔なのであります。西の大阪にも同じように二束のわらじを履きながら(実際にも四代続く履物屋さんのご主人)CDの制作や、コンサートなどで活動をされておられる、ジャズ・レーベルの「澤野工房」さんなど、ジャズのマイナー・レーベルを維持していくには並大抵ではない努力が必要とされるでしょう。夜は8時まで「勉強堂」さんで商いを、その後マシュマロのお仕事をされるという具合ですが、家族のサポートがあるからこれまでやってこれたと、奥様とご家族の「援護射撃」のお蔭と言っておられます。

上不氏は、1978年からこのマシュマロレコードをお一人で切り盛りされておられます。アーティストの選択、そして交渉、録音、レコード制作、ジャケットの写真から営業と全てを、コツコツとやってこられた氏のジャズに対する情熱には圧倒されてしまいます。

マシュマロを始められた当初は、大口商店街の宣伝放送を担当する役員であられた上不氏は、その放送関係のソフト制作会社が、なんとレコードを作っていることもわかってきました。いつか自分でレコードを作ってみたいという、熱い夢が段々と現実味を帯びてきたそうです。そしてマシュマロの記念すべき第一弾を、350枚限定で発表、エアチェック音源の初ディスク化したのが "Jay Jay Johnson 5'live at Cafe Bohemia new york 1957” でした。二弾目は Allen Eager の "Swingin' with Allen Eager" で限定450枚プレスされました。(私は、復刻盤でCD化されてから手にいれましたが、どちらもとても興味のある音源でワクワクしました)この36年間自分のスタンスをずっと守りぬいて、マシュマロレコードを維持され現在までに85枚以上もの作品を発表されてきた実績は一目瞭然、ジャズ・ファンにはなくてはならない存在だと思います。

マシュマロレコードという独特な色を持ち続け、その信念と御自分のこだわりに妥協しない姿勢が、多くのファンを惹きつけて離しません。多くのターゲットを目標にしているのではなく、ほんの一握りのジャズ・ファンの為に制作された貴重な音源のLP、CD化など歴史的にも興味のある作品も多く(去年発売された "Bud Powell in Scandinavia" や "Warne Marsh - Ted Brown Live in Hollywood 1957" など) Historical Series として、コアなファンがニヤッとするような作品を世に出しておられます。

国内だけに留まらずこの "Warne Marsh - Ted Brown Live in Hollywood 1957" は、アメリカでも最も厳しい評論家といわれる Larry Kart が、2012年のナンバーワンCDに選んだそうです。日本ではまったく注目されなかったCDだったのにと、上不氏は嬉しさを隠せません。

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( Chet Baker and Mr. Johfu in 1982, courtesy of Marshmallow Records )

そしてそういう一徹な上不氏の存在は、多くのミュージシャンから信頼を寄せられ愛される事になるのですが、この Chet Baker との一枚は1982年にパリの New Morning でのものです。Chet が冗談で上不氏を追い回してお尻をたたいたという逸話をお聞きして、ミュージシャンとの関係がただのビジネスではない事も感じられました。また Chet Baker が日本のレコード会社で一番最初に録音したのが、マシュマロレコードの "September Song" だったそうです。この盤がまた素晴らしい出来ばえ!まん丸のお気に入りでもあります。ピアノが Duke Jordan、そしてベースが Jesper Lundgaard なんだから 「間違いない!」

そして Duke Jordan も多くの素晴らしい録音をマシュマロレコードに残しています。どうやって実力のある素晴らしいミュージシャンを、マイナー・レーベルのマシュマロが口説き落とすのか?やはりマシュマロの一徹なポリシーに共感できるからではないかと思います。Duke Jordan の最後のパートナーであった女性が 「デュ-クはたった二人しか信用していなかった。ベーシストのイェスパー・ルンゴーと、もう一人はミツオです」 こう言われるまでに上不氏は多くのアップス・アンド・ダウンを経験された。でもこんな一直線な言葉を送られたら、プロデューサーみよりに尽きるのではないかと思います。

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( photos by manmarukumi )

さて、私とマシュマロの出会いはこの方を抜きにして語れません。ピアニストの Gene DiNovi さんです。初めて Gene さんのピアノを聴いたのは小さな教会のチャリティー・コンサートでした。その時に演奏された Hoagy Carmichael のポピュラーソング "Stardust" (オリジナル "Star Dust") のアレンジの美しさは今まで聴いた事のない素晴らしいものでした。オリジナルのメロディーをしっかりと残しているのに、そこには新鮮さと美しさがしっかりと織り込まれており、観客の耳を鷲づかみにして離しませんでした。それ以来私はGeneさんの「追いかけ」?になり、ご高齢である Geneさんの生を聴けるだけ聴いておこうと決意したのでありました。ちなみにその時のベーシストは、Neil Swainson だったのです。

その GeneさんのCDを多く制作されていたのが、マシュマロレコードだったのです。それから間もなく上不氏は2007年に GeneさんのCD録音の為にトロントを訪れておられ、そのコンサートで初めて上不氏にお会いする事になったのでした。多くの素晴らしい盤を制作されておられる上不氏とお会いできる事は、まん丸にとっては感無量といいましょうか、聞きたい事の半分もお話し出来なかった事が残念でなりませんでした。上不氏をご紹介して下さったジャズ仲間の Mr.M氏に感謝です。

そしてマシュマロは私の大好きな Bebop など、好みにあった盤を多く制作している事。ジャケットの写真、これがまたたまりませんミュージシャンの素晴らしい写真が選択されており、目で楽しむ事ができるジャケットも文句なし、マシュマロの虜になってしまったのでした。そして 「こんなもの売れるのかしら?」 と思うような盤が陳列されているのである。たとえば録音の状態はあまり良いとは言えないのだけど、歴史的にみてそれはなんとレアで興味深く、自分にとってはお宝という具合の類です。このブログでもある日ある盤に対して、「これには音が悪くてがっかりした」とかいうコメントを頂いた事があった。私にとってはGeneさんの若かりし頃に、彼の家の地下室で録音されたその音源は、何処にもお目にかかる事の出来ない貴重な録音で、バックグラウンドに犬の鳴き声なんかが聞こえてくる面白さなのである。その盤は "Tony Fruscella Brooklyn Jam 1952" というのだけどGeneさんがそこにいるというだけでなく、 Tony Fruscella というトランペッターの貴重な音源という事がまた凄いのです。なのでマシュマロのレコードは聴く人を選ぶかもしれません。でもその虜になるともう逃れる事はできなくなるかも・・・

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(今回の訪日でのマシュマロでのお買い物は、これたち!)

今回、せっかく横浜まで出向いたのですが「勉強堂」さんには時間的にどうしても都合がつかず訪問する事が出来ませんでした。なんとずうずうしい事ですが、まん丸は上不氏に今回のお買い上げをホテルまで配達して頂く事に!そして子丸と一緒に Harbie Stewardさんや、 Gene DiNoviさんなどを連れてこられたという、大桟橋入口 レストラン 「スカンディア」 にご招待して頂きました。落ち着いた素敵な雰囲気の店内で、色々な貴重なお話や厳しい指摘も頂き、まん丸は上不氏に出会えた幸運と感謝の念で一杯になったのでした。レストランの側にはHerbie Steward "Herbie's Here" のジャケットで撮影したというスポットもあり、横浜の夕暮れを満喫させていただきました。お土産にはなんとまん丸の大好きなベーシスト Dave Young さんの素敵なパネルを用意して下さっていたのです!もちろん上不氏が撮影されたものですが、私が Daveさんのベースが好きなことを覚えていて下さったので驚きました。帰国後そのパネルに、まん丸はDaveさんにサインをして頂きました。まん丸の大切な宝物です。

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↑ これらはまん丸のマシュマロ・コレクションの一部です。マシュマロが力を入れているジャンルに北欧のミュージシャン達がおりますが、私は比較的遅くその方面に開花しました。彼らの独特な雰囲気と、何か昔のジャズ・ミュージシャン気質というかを匂わせるスタイルがなんとも心地よいというか。長い間避けて通っていたのですが、聴いていくうちにだんだんその雰囲気がかもし出す静寂さとか、漂っている空気みたいなものに嵌まっていくのでした。その一人が Jan Lundgren です。彼の事は以前に書いているのでお時間があれば名前の所をクリックしてみて下さいな。私のお気に入りは "Les Parapluies De Cherbourg" です。今では Jan の大ファンになってしまいました。他にも Kasper Villaume, Henrik Gunde, Heine Hans, Olivier Antunes, そして大好きな Carsten Dahl などなど。マシュマロ経由で北欧の風が運ばれてくるのですね。書きたい事が一杯でもあまりに長くなってきたので、ちょっと削りながら進めていかねば。

マシュマロでは特にデンマークのミュージシャンとの深い繋がりがあり、多くのミュージシャンを招待してコンサートを現実化させています。その功績が認められて、デンマークのFM放送がマシュマロの作品を1時間もの時間を組んで、ホストにデンマークの評論家、Thorbjorn Shogren がマシュマロレコードを紹介しました。これは後にも先にもメジャー、マイナーを含むジャズ・レーベルでは初めての事だそうです。後にこの時の放送を聴かせて頂きましたが、英語のタイトルしか理解できなかったです。デンマーク語って難しそう!

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さて次のお写真で上不氏の横に膝まずいておられる人物はなんと、 Francis Paudras (フランシス・ポードラ) です。ジャズ・ファンであれば "Round Midnight" (Warner Bros, 1986) という映画をご覧になった方も多いと思いますが。この Round Midnight では Dexter Gordon が好演しアカデミー賞でノミネートされました。その原作者が Francis Paudras です。彼の自叙伝的な回顧録、原題 "Dance of the Infidels" (異教徒の踊り)は、映画では脚色されていますが Lester Young と Bud Powell がモデルとされています。Paudrasさんとどんな会話をされたのか、いつか沢山の秘話を本にして下さいとお願いした次第です。今回は上不氏の許可を得て貴重なお写真を掲載させて頂きました。

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( Mr. Johfu and Francis Paudras, coutesy of Marshmallow Records )

中学生の頃にジャズと出会い、青年期にヨーロッパや北欧を無銭旅行されて皿洗いしながらジャズのライヴ・ハウスに通ったという上不氏の経験や、多くのレコードや原盤や資料を火災で全て失くされても、また一からコレクションを始めそれ以上に収集したという根性には頭が下がります。マシュマロにはなんと未発表の音源が1800枚もあるというのですから、このジャズに対する情熱は凄い!としかいいようがありません。その中にはきっと Chet Baker のお宝も潜んでいる事でしょう。これらがどんなカタチでいつお目にかかれるのか楽しみです。

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(勉強堂の店内でミラーに写る上不氏 2013年)

もう少しで忘れてしまうところでした。この可愛いレーベルの名前 " Marshmallow Records" のマシュマロは、サックス・プレーヤーの Warne Marsh の曲からとられたものだそうです。

最後に、お世話になった Marshmallow Records の上不様、お忙しいスケジュールの合間に時間を割いて頂き、本当に有難うございました。沢山の資料も提供していただき感謝しきれません、横浜の旅はまん丸と子丸にとって素敵な思い出となりました。



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Marshmallow Records



● COMMENT ●

こんにちは
日本に帰られてたのですね

横浜のマシュマロレコードというは有名なのですね
全く分かってない僕は、勉強させてもらいました。
横浜と神戸はスケールの違いはあっても、同じ様に
海外文化の影響を受けた街、同じ様なところが有るのか
と調べたら神戸じゃなく大阪に有るようです。

僕の周りにもジャズが好きな人が少しずつ増えてきて
もう少し幅広く、ジャズの店にも行ってみようと思ってます。

今年の夏には横浜、東京と遊びに行きますのでマシュマロレコード
時間があればそっと覗かせて貰おうかな、と思ってます。

マシュマロレコード

こんにちは!
マシュマロレコードというのは知りませんでした。
野澤工房のCDは店頭に並んでいることもあって存在だけ知っていました。
勉強堂という紳士服店も一度のぞいてみたくなりました。
上不さんってすごい人なんだなあ、と感心することしきり。
チェット・ベーカーと一緒に写っているというのもすごい。
貴重な情報、ありがとうございます。

マシュマロには、私も大変お世話になり、色々聴かせていただいています。
確かに、聴き手を選ぶレーベルかも。でも、だからこそ聴きたかったものが聴けて
嬉しいという人は多いと思います。
名前の由来がウォーン・マーシュだったとは知りませんでした。

上不さんと再会できてよかったね。

Re: タイトルなし

メタボ夫婦様、今晩は。

この旅はなんと30年ぶりの訪日だったのですが、悪天候に体調を崩し散々でしたが。
ジャズ仲間さん達のお蔭でとても楽しい、素晴らしい旅になりました。
このカテゴリーで旅の様子を残しているのでお時間のある時に覗いてみて下さいな。

ジャズのマイナー・レーベルでは東の「マシュマロ」、西の「澤野工房」とどちらも
ユニークなCDを制作されておられます。横浜にいかれましたら是非お立ち寄りくださいね。
今回の旅でまん丸は横浜が大好きになりました。港街って「ハイカラ」いいですね。

メタボ夫婦さんも、ゆっくりとジャズの楽しさにひたって下さいね。
何時か自分の感性にあったジャズがきっと見つかると思いますよ。

> 今年の夏には横浜、東京と遊びに行きますのでマシュマロレコード
> 時間があればそっと覗かせて貰おうかな、と思ってます。

横浜にはジャズ・クラブが沢山、奥様とお二人でお食事とジャズなんて素敵ね!

Re: マシュマロレコード

只野乙山様、今晩は。

やはり、関西は澤野さんの縄張りでしょうか(笑)
「きいていて楽しかったらええやん」をモットーにされている澤野工房は
信じられないような驚くような場所にありました。通天閣の側なんです。
こんな以外な場所からジャズを発信してはるのかと、このカテゴリーで
澤野工房さんの事も書いていますので、覗いてみてくださいませ。

> 勉強堂という紳士服店も一度のぞいてみたくなりました。

上不さんのジャケットをきりっと着こなしたお姿はとてもかっこいいですよ。
流石に紳士服店の旦那さん(関東ではこういう言い方をしないのか?)です。

横浜線に乗って感じた事は、素敵な着こなしの中年以上の紳士が多かった事です。
大阪ではあまりお目見えしない大人のトラッドを素敵な着こなしで感心しました。

> チェット・ベーカーと一緒に写っているというのもすごい。

あのお写真を見た時に絶対にブログに載せたいと思ったので、今回こうして掲載で
きて幸せです。皆さんと情報をシェアー出来ることは私の喜びでもあります。

Re: タイトルなし

miyukiさん、今晩は。

お互いに Bebop が大好きだから、このレーベルは見逃せませんね。
miyukiさんには本当に色々と知らない未知の盤に導いていただきました。
私の好みを良く知ってくれているのが有難いです。

> 確かに、聴き手を選ぶレーベルかも。でも、だからこそ聴きたかったものが聴けて
> 嬉しいという人は多いと思います。

確かにそうだよね。でもこういうレーベルがあって本当に嬉しいし、頼もしい。
これからも益々お元気で、楽しくまた興味深い盤を発表される事を願います。

miyukiさん、最近はなんだか暑くなったり気候の変化が激しく大変と思いますが、
くれぐれも体調に気をつけてね。

上不さん

まん丸クミさん こんにちは

今回の来日は楽しめましたか。
上不さん特集ですね。
直接は存じ上げませんが、二度ほどコメントを頂きました。
二度目はお叱りのコメントでしたが、何回かのメールのやり取りの末、Gary LeFebvreというミュージシャが素晴しいとの私のHPを見て古い動画を送って頂き、優しくそしてジャズへの入れ込み具合は半端でない方だと思いました。

tam.raのマシュマロとの出会いは、Duke JordanのJealousyでした。
このレコードのライナーの最後にレコードタイトルを「Chocolate Shake(B面4曲目)にしようかとも思い悩んだが、マシュマロレコードの”チョコレート・シェイク”では、いかにも甘すぎるので”ジェラシー”にした」とあり、上不さんは甘党なのかなと。

Re: 上不さん

tam.raさん、こんにちは。

もっと早くに話題にしたいトピックでしたがなかなか重い腰が上がりませんでした。
マシュマロの事をまとめようと思うと資料が「半端ねぇ」状態なので(笑)
今回は気合が入っているので長いものになってしまいましたが、それでも十分で
ないかもしれません。マシュマロさんの実績はこんな簡単なものではないと思います。
それに私の文章も幼稚なので、かっこよくご紹介できたかどうか疑問です。

この間の地震津波では予定されていたコンサートをすぐにその為のチャリティー・
コンサートに変更されて収益を寄付するなど、本当に行動力の方だと思います。

そういうところが尊敬できるというか。私のようなおばさんの質問に対しても面倒
がらずに丁寧な返答を返して下さる優しい方です。多分多くのジャズ・ファンの方
が上不氏とそういう応対をされているのではないかと思いますよ。

でもマシュマロのチョコレート・シェイクはちょっと聞いているだけでも歯がうずき
そうですね。(笑)”Jealousy” で良かったです!

初めまして、たまに拝見させて頂いております。

レーベルへの愛情が伝わってくる良い記事ですね!

私も同レーベルから出ているDoug Raney, Morten Lund, Jesper Lundgaardのトリオ作は愛聴しています。

こういったレーベルは、ほんと永く続いてもらいたいですね。

ネットワークと情報量

こんばんは

 澤野工房は安原顕さんの著書で知り、2~3枚ほど持っていますがマシュマロレコードは初めて知りました。まん丸クミ さんのネットワークと情報量にあらためて驚き、文章力・その量に圧倒されております。

Re: タイトルなし

seco様、ようこそいらっしゃいませ。

こちらこそ、いつも読み逃げですが拝見させて頂いております。
ギターの事はよく分からないので勉強になります。

好きなモノは皆さんにも知ってもらえたら嬉しいという単純な思いから出発しておりますが。
このレーベルはジャズ好きの方々に是非聴いていただきたいレーベルです。

> レーベルへの愛情が伝わってくる良い記事ですね!

こう言って頂けると本当に嬉しいです。ご紹介できた甲斐があります。
Daug Raney の盤、そういえば長く聴いていません。今夜は引っ張り出してみますね。
貴重なレーベルですので、元気で末永く活躍されて欲しいです。

ご訪問ありがとうございました。

Re: ネットワークと情報量

mikitaka08さん、こんにちは。

日本にもこういう素晴らしいマイナー・レーベルがあるって素晴らしいと思います。

私のコンプレックスは、ちゃんとした英文や日本文が書けない事です。どちらも
中途半端でモノにできないのが私の最大の弱点です。なのでトピックを更新した後に
読み返したりすると間違いが一杯、気がついた時に修正しながらこれでまともかな?
という状態に持ってくるまでに数週間はかかってしまうのです。

なので mikitaka08さんに、そう言って頂くと嬉しい反面に恥ずかしさの方が
こみ上げてきます。そしてこんなばあ様の個人的な趣味にお付合いくださり助言
して下さる先輩方やジャズ仲間さんの御好意に甘んじている状態です。
それなくしてこのブログもやっていけてないと思います。
素敵なジャズ仲間さんに掲示板やブログを通して出会えた事はまん丸の人生において
最大の収穫であると思います。


アナログ

まん丸クミさん、こんにちは。 アナログオンリーの僕もマシュマロレコードにはお世話になっております。 上不さんが持っておられます、ゲッツも愛聴しております。 マシュマロレコードのことは以前から知ってはいましたが、アナログ盤があるとは思ってなかったのですが、クミさんのブログからHPをみて、なんと嬉しいことにレコードも有るではありませんか。 そこで何枚かは購入したしだいです。 アナログな僕は注文も電話ですから(笑)上不さんとのお声は聴いておりますよ。
お顔は今回初めて拝見いたしました。 思ったとおりの方でした(笑)
ジャズへの思いは凄いと思います。 本当に頑張って頂きたいと思います。
僕もすこーしは協力していきたいと思ってます。

こんばんわ

マシュマロレコードというレーベルは、わたしも知っていました。
でも「聞いたことがある」というレベル(ダジャレです)。
そこでもう少し詳しく教えてください。

不思議に思ったのは上不さんのこと。
そもそもマシュマロレコードと言うのはジャズが好きな服屋さんが始めたレーベルということなのでしょうか?
本業があるのにCD製作という別な事業を始められたのはどういうきっかけだったのでしょう・・・。
だれでも「ジャズが好きだから」という動機だけで始められるものではないような気がしたのです。

チェット・ベイカーとのご縁もただならぬものだとか。
クミさんも以前、たしかチェット・ベイカーが大好きだと書いていらっしゃいましたよね。

それから音源の録音状態のこと。
人それぞれに楽しみ方が違うように「いい録音」というのも人それぞれですよね。
オーディオマニアの人と、ライブの好きな人は好きな録音状態も違うでしょう。
ジャズの演奏に興味のある人には、後ろに犬の声やオートバイの音が入っていても演奏が素晴らしいものであれば全然気にしないと思います。
少なくともわたしは気にしません。
たまに演奏のほかにプレーヤーの打ち合わせの声や、途中で止まってしまう演奏があってもおもしろいと思いますよ。
即興性を重視する音楽なので、楽曲の中のプレイだけではなく、ほかのあらゆるものも含めてひとつの芸術作品
になっていると思うのです。

あひる

スカンディア!

お久しぶりのこんばんは。

>スカンディア

生粋のハマっ子でありながら、一度も伺ったことがありません。
北欧料理のお店ですね。マシュマロが力を入れているのが「北欧」だからでしょうか?

>Paudrasさんとどんな会話をされたのかいつか沢山の秘話を本にして下さい

いつか出版されるかも知れません。
秘蔵写真が満載で!楽しみ!(←既に妄想している)

>Daug Raney の盤

このブログを読んでいて聴きたくなって久々に聴いてみます。
なんといっても山形「オクテット」で購入した思い出の一枚!

Re: アナログ

MINGUS54さん、こんばんは。

アナログ・オンリーのMINGUS54さんでしたね。
新譜がレコードで手にはいるってやはり凄いですね。
古い音源だけでなく若い Jan Lundgrenn の作品もLP盤になっていますね。
こうして近年でもLP盤を制作されているのは本当に嬉しい驚きですね。
これもマシュマロに嵌まる一つの要素なのかもしれません。

私もかなりアナログ人間で未だにネットで買い物はしませんし、
セルフォンも未だにポチポチとキーを打つタイプの古いものです。
まったくアップデートする必要性を感じていないので別に不便はしていません。
(本当は、単に新しいものについていけないという噂も)笑

このブログ経由でマシュマロのLP盤を発見されたとは、とても嬉しいですね。
これからも末永く御愛聴くださいな。

Re: こんばんわ

あひるさん、こんばんは。

はい、上不さんは紳士服店が本業であると仰っていますので、
ジャズが好きな服屋さんが始めたレーベルです。勉強堂さんはお父様の代から続いています。

あひるさんに聞かれて、少し詳しく追記をしましたので始めの章を読んで下さいな。
1978年にマシュマロが現実化された経緯を加えました。
でも根本的な事はやはりジャズが好きだからが一番ではないでしょうか。
自分が良いと思うモノを人にも聴いてもらいたいからという理由ではないかと思います。

私は、1974-75年頃に初めてラジオで Chet Baker のヴォーカルに出会いました。
それから彼のトランペットの音色に嵌まって以来彼のファンなのです。
74年に Chet はトロントに来ていたのに残念な事に知らなかったのです。

> 人それぞれに楽しみ方が違うように「いい録音」というのも人それぞれですよね。
> オーディオマニアの人と、ライブの好きな人は好きな録音状態も違うでしょう。

確かにそうだと思います。今のようにスタジオで最新の録音システムを使った音源と昔の古いアナログ音源を比べるなんて事はできないと思うのですが。それをあらかじめ分かって聴くという事を言いたかったのです、ただやみくもに聴いてこりゃひどいとかじゃなくって。

> 即興性を重視する音楽なので、楽曲の中のプレイだけではなく、ほかのあらゆるものも含めてひとつの芸術作品になっていると思うのです。

ギターを弾くあひるさんだから、音楽をクリエイトされる側としての観点での意見ですね。
ライヴはその時一回きりの挑戦だから興味深いです、またその録音もしかり。

Re: スカンディア!

A.tomy君、お久しぶりですね。

> 生粋のハマっ子でありながら、一度も伺ったことがありません。

そんなもんですね、地元だと何時でも行けるという気持ちがあるので機会を逃しているのね。

> 北欧料理のお店ですね。マシュマロが力を入れているのが「北欧」だからでしょうか?

どうでしょう?1970年のエキスポ70(大阪の千里で開催)で、スカンディナヴィア・レストランで生まれて初めて"スモガスボード"を食べた時の事を思い出しました。なんとなく港町らしいレストランだと思いました。いつかまたご一緒しましょう。

> 秘蔵写真が満載で!楽しみ!(←既に妄想している)

右に同じく、”Three Wishes”みたいに分厚くなくてもよいのでお願いしま~す!
278と280ページに Francis Paudras さんのお写真が載っていますよ。

> なんといっても山形「オクテット」で購入した思い出の一枚!

そうそう、A.tomy君が遠出した時でしたね。

上不さんの事

私と上不さんとの出会いは、マシュマロレコードさんへCDの注文の電話をかけたのがきっかけでした。その時送り先を聞かれ店名をお話ししたところ「バド・パウエルが好きなのですか?」尋ねられたので「大好きです。」とお答えしたのです。それから数日して上不さんが店に来られたのです。
それから上不さんとのお付き合いが始まりました。
彼の素晴らしさは本物のジャズとは何かを知っていることだと思います。そしてそれを売れなくてもアルバムにする執念の持ち主だと言うことです。
出会ってから沢山の事を教えて頂きました。それはここには書ききれない位沢山なのです。
昨年、ボブ・ロックウェルのライヴに行ったときは楽屋に連れて行って下さり、ボブに私の事を「友人のKAMIです。彼はバド・パウエルのスペシャリストです。」と紹介して頂きました。チョット恥ずかしかったですが、嬉しかったです。
愛情を持って接して頂ける私は幸せ者だと思っております。

Re: 上不さんの事

KAMIさん、こんばんは。

確か今日はKAMIさん主催のジャズ・コンサートの日だったかな?
毎回、内容が濃くなってきて今や地域の楽しみなイヴェントになっているのですね。
始められた頃は、両手で数えられるほどの観客がいまでは定員の70席を超える盛況ぶりをみせるこの凄さです。震災後に人々が求めていた地域への繋がりの大切さなどもKAMIさんのそういう努力の成果が実ってきたのだと思います。そしてそういう行動力が上不さんと共通されているジャズへの愛情なのだとおもいます。

> 店名をお話ししたところ「バド・パウエルが好きなのですか?」尋ねられたので「大好きです。」とお答えしたのです。それから数日して上不さんが店に来られたのです。

この直ぐに行動に移される行動力というか姿勢は見習わねばならないところだと思います。
だからこそマシュマロレコードをこんなに長く持続させる事ができるのでしょうね。

> 彼の素晴らしさは本物のジャズとは何かを知っていることだと思います。そしてそれを売れなくてもアルバムにする執念の持ち主だと言うことです。

このレコード産業の中でいくら意味があって良くても売れないモノを作るなんて事はありえないですものね。そういう面でやはり上不さんは凄い!というかクレィジーというか。(もちろんよい意味での)

私にとっての上不さんは、師匠のような方です。私が勝手にそう思っているだけなのですが多分迷惑きわまりない変な追っかけばあ様ですが、それでも嫌な顔をされずに色々とご指導くださるので幸いです。

ありがとうございます。

まん丸様、丁寧で正確、そして愛情のこもったご紹介ありがとうございます。
いくつかコメントさせていただきます。
1)上不(以下J)は甘党か?、、、若いころ、結婚前の女房が働いていた喫茶店、プチで彼女の気を引くためイチゴショートを無理やり4個食べ、気を失いそうになって以来イチゴショートは苦手になりましたが、今でも柏餅(ツブあん)とキンツバは大好物。
2)Jは優しいか?、、、全くその反対。相手によりけり。波長の合わない人にはとことんかみつく。
3)Chetのお尻叩き、、、Chetが初来日するひと月前、CopenhagenのSlukeferでテレビ撮影用のセッションがあり、そこですれ違いざまお尻を叩かれた。
4)Paudras,,,1982年ポードラのモンマルトルのアパルトマンを訪ね、楽しいひと時を過ごした。1964年、パウエルは中国経由で日本を訪れる予定であったとのこと。別れる時、夜のモンマルトル界隈は物騒なので「今度会うときはパラダイスでか?」と訊くと「いやヘル(地獄)だろう」といっていたポードラが、後年自らの命を絶ったと聞いたときはびっくりした。写真でJが座っているのはパウエルお気に入りの籐の椅子。
5)スカンディア、、、Steward,DiNovi,Thompson,T.Brown,結婚前の女房(!!)、MY Old Flames(!!)は2階の特上レストラン、そのほかのまあまあの方、結婚後の女房(!!)、まん丸さま御一同(!!、次回は2階??)、シーネ・エイ、そのほか北欧組は1階へご招待。
6)勉強堂とマシュマロの寿命はいつまで?、、、そう長くない。まず勉強堂が危ない。去年暮れ、目をつぶり、Stan Getz 5 Brothers(Prestige)に出てくる5人のテナーGetz,Sims,Cohn,Eager,Moore)のソロオーダーを必死で特定しようとしていた時、肩をたたく者アリ。彼曰く「なにかいい冬物入った??、目をあくの待ってたよ!!」、ソロオーダー解明に必死になっていた店主(J),「見りゃ解るだろ!!!」。こういう店主がいる店が長く営業できる訳がない。最近この手のトラブルが多すぎる。
とはいってもCD,LP制作をあと少しだけがんばる予定。今後もファンの方と最も距離の近い制作者(プロデューサーという言葉は嫌い)でありたい。勉強堂ご来店はありがたいですが、洋服のことはあまり熱心ではないが、ジャズの話は大いに歓迎!!
まん丸様にもう一度感謝と、温かいコメントを下さったファンの方にも感謝いたします。

Re: ありがとうございます。

上不様

お忙しいところを丁重なコメントを有難うございました。
もっと早くにご紹介したかったのですが訪日からもう二年半以上も過ぎてしまいました。

この数年は個人的に多忙であった為に思うようにブログも更新できずじまいでしたが、
やっと大好きなマシュマロレコードさんをトピックに出来た事が真に嬉しいです。
しかし資料が「ハンパねぇ」状態(実にそういう感じなのでした)だったので時間
も結構かかりましたが、それはまん丸にとって充実した楽しい時間でもありました。

沢山のライナー・ノーツや古いジャズ評論誌などにも目を通し出切るだけ多くの
マシュマロの残した足跡をたどる事はとても興味深いでした。
直接にお聞きしたお話だけでなく、あらゆる角度からマシュマロを改めて観察できた
事は有意義なプロセスでした。

しかし Chet のお尻叩きの件が間違っていましたね、
会話の記憶が二年も経つと・・・曖昧ですいません。

>「見りゃ解るだろ!!!」。こういう店主がいる店が長く営業できる訳がない

確かにこういうお客様の扱いをされている店はかなり危ないですね。(笑)
しかしこういう店主のいる店に通うお客様もかなり変わり者なのでしょう。(爆)

なので当分は大丈夫なんじゃないでしょうか。
私達マシュマロ・ファンを出来るだけ長く楽しませてくださいな。

お願い申し上げます、そして有難うございます!

遅れ馳せながら。

御無沙汰しています。このブログを拝見しましてまぁ驚きました。此の頃は横着して、たまにページを開くことが多いのですが、そのギッシリ詰まった中身がこれだモンね。いやぁ~、面白かった、二度も三度も読み返しましたです。そうですか、ジャズ行脚で来日していたんですか。最後の横浜での会食、手に取るように解って此方までハッピーになります。20日遅れのコメント、どうやら時間がさして構わなくなった様です。

Re: 遅れ馳せながら。

しんじさん、お久しぶりです。

さきほど外出から帰ってきてページを開いたら、なんとしんじ様からのコメントが!
もう魚釣りの話題にしか、食いついてくれないのかと思っていましたよ。(笑)

しかし何度も読み返して下さったとの事で本当に嬉しい限りです。
でもね、この記事は実は数年前に掲載されなければいけないモノでしたが。
忙しさにかまけて今頃になってしまったのです。実際の旅は2010年なのでした。
この旅の話しはまだまだ続くのであります。気長に読み続けてくださいませな。

コメントは何時だって大歓迎です、お出ましありがとうでござんす!


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