kennyG830.jpg

2017-03

スポンサーサイト - --.--.-- --

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Robi Botos & Neil Swainson Live (10/3/09) - 2009.10.08 Thu

botosneil505.jpg
(photo by Mr. H.K. & background photoshop by manmarukumi )

先週は、 Neil Swainson (b) と Robi Botos (p) のデュオライブを聴きにいきました。最近、一番目の離せない若くて、エキサイティングで、凄い、と言えるピアニストです。ハンガリーで生まれた、ジプシー音楽一家の出身、若干31歳の若手ですが2000年辺りから国際的なコンペティションで多くの賞を総なめにしています。
詳しい事は、後ほどピアノ奏者で紹介したいと思います。

今回で彼を聴くのは三回目になります。毎回とても圧倒されてしまって、その後は彼の演奏が頭の中で一週間は余韻を残しているくらいインパクトがあります。

コロコロと良く転がり、右手が面白いほど楽しく踊ります。そのスイング感は抜群、観客をぐいぐいと引っ張っていく力強さは頼もしいです。

パワフルでありながら、ロマンティックな選曲では途方もなく甘くせつなく。Be Bopでは弾き飛ばされるような快感で ”わぁ、めちゃええやん” という具合です。いやぁ~何時聞いてもこのパワーには無抵抗に押し倒されてしまいます。なんだか変な表現、でもそういう感じなんですね。(笑)

今回のニールは、スターの座をロビィに譲って、完全にサポートに回っていたように感じます。その気遣いっていうかニールの器の大きさを感じました。

もちろんサポートと言っても彼のいつもの演奏とは変わることなく心地よいベースの存在は十分に楽しめたことは言うまでもありません。

今回のお写真は、ライブに来ておられていた Mr. H. K. 様の提供でアップする事ができました。私とした事がカメラに充電したバッテリィーを入れ忘れ、いざカメラを使おうとボタンを押したら、 Dead Silence ! あちゃこんなはずではなかったのに。この言葉は使いたくなかったけど ”なんでやねん” がまた出てしまいました。

いままでこんなヘマはやった事がなかったのに、しっかり退化している頭脳の状態を把握せねばならないのでした。歳を取るってこういうことなのね(泣)。

そういう訳で、 Mr.K. 様、この場を借りてお礼をも申しあげます。無理なお願いを聞いてくださって有難うございました。素敵に仕上がりました。
 
neilhands400-1.jpg

さてさて、1st. set は:

*There Is No Greater Love, バラードで始まったライブは Isham Jones の曲から。

*I Fall In Love Too Easily, 右手が優しい雨を降らせているようなタッチです。こんな ロマンティックなピアノでこの曲を Chet Baker に歌わせたいです。

*The Days Of Wine And Roses, ここでは何小節かごとに掛け声のように頻繁にパートを相手にふっていました。まるで会話のような進行でインプロヴァィゼーションがなかなか楽しいでした。いつも思うのはこの曲は映画の挿入曲ですが、Alcoholism (アルコール依存症)を題材にした悲劇のドラマなのに、なんて美しいやるせない曲なんだって思わずにいられません。この曲を聴くたびに映画の中の悲しい場面が頭をよぎってしまいます。ジャック・レモンが凄い迫力の演技を見せていましたね。

*Someday My Price Will Come, ビル・エヴァンスより良かったかも。

*Things Ain't What They Used To Be, デューク・エリントンで締めくくりです。盛り上がりを最後に持ってきたか!休憩は彼らとのお喋りもあるから楽しみだ。

このセットではロマンティックな曲でまとめられていましたから、セカンドセッションはどういう展開になるのだろうかと、ワクワクしながら始まりを待ちました。

botoshands400-1.jpg

2nd. set. は軽快に始まりました。

*I Hear A Rapsody, まるで鍵盤をパーカッションをたたくかの様に弾いています。クリーンでクリスプな音色です。Botos の音はストレートに入ってきますね。

*Golden Earrings, この曲を始める前に Botos は聴いて欲しい曲があるといいました。それは彼の母国ハンガリーのジプシィーのフォークソングだと言うではありませんか。あまりに Victor Young のこの曲と似ているので聴き比べてみて欲しいというのです。

この曲は、今までインストでしか聴いていなかったので詩があるのも意識しないでいました。歌詞を後で調べてみたら、ちゃんと歌っているではありませんか、ただの金のイヤリングでなく、ジプシーの金の耳飾を歌っていたのですね。ひょっとしてこれって Victor Young はこのフォークソングからアイデアを取ったのかなとなんだか唖然!きっと Botos にしても複雑な気持ちなのかも。

ここで Golden Earrings を聴いてみてください。
Peggy Lee が駄目になったので Rita Hayworth を貼り付けておきます。




さて話は戻って、確かに良く似ていました。どこから Young の曲に変わったのかも分からないくらいに。ハンガリーのジプシィー達が著作権うんぬんとは言わないでしょうが、まあ良くあるお話だなってことですね。

ライブに行くと面白い話も沢山聞けて、こういう情報って興味深いですね。

*Foot Prints, なんだか急に Wayne Shorter がきました。実に快適 Fantastic !

*My One And Only Love, この曲いいなぁ、きっとロビィのお気に入りでしょう。彼のソロピアノを聴きにいった時もこの曲を弾いていました。その時のアレンジも素敵なものでしたけど、今回もまた優しさの溢れでる感情が惜しみなく観客に注がれていました。

*Billy's Bounce, ニールとロビィ乗ってますね、終わりに近づくとエネルギーが燃え尽きようとしているのか、熱くなります。だからライブはたまらない!

*I've Got Rythm, 最後に楽しい曲がきました。二人のパワーが全開です。早く終わりませんように、出来るだけ長く続きますように。

でもライブはアット言う間に終わってしまいます。この時間は何もかも忘れてただただ音楽を楽しんで、その中に身を委ねていればよいのですから。

音楽から与えられる力、音楽から与えられる喜び、それを共有できる人達。最高にエンジョイできる環境 ”一力” のライブってやっぱしいいなぁ~

次のトピックではピアニストの Robi Botos をご紹介しようと思います。

秋の夜長は、やさしいハーブティーでも飲みながらピアノトリオなどを聴いて過ごすのもいいですね、暖かくして風邪などめしませんように。



彼のピアノはあとでご紹介しようと思いましたが、一つだけ貼り付けましょう。

● COMMENT ●

エマニュエル!

今晩わ!
やっぱりRobiさん、エマニュエルさんをリスペクトしてますね、この選曲だもの!?
酒バラ・王子様・ワン&オンリー・バウンス等々、O.E.Peterson 氏馴染み在る曲ばかりデス。

それから、このDV多分「 TAKEONE Vol.2 」、美人ドラマーのTerri Lyne C. コンボへ参加した時のモノでしょう?

実は、コレも偶然違うラインから観た事在ります、でも疎いままRobiさんだとは思ってませんでした。
マイッタナァ、結構このピアニスト私の好み付近へウロツキだしてますね。

Re: エマニュエル!

take 10n 様

おはようございます(^^) 13時間遅れです。

Robi はオスカーをとても尊敬しているようです。でもカナダのミュージシャンは皆そうかも。

ご指摘のようにこの映像は "ONE TAKE"というシリーズのものです。
リハなしで、ワンテイクで録音しようという試みです。これは2005年のVolume Twoからで
ドラムはTerri Lyne Carrington です。女性だけとダイナミックなプレーをする人ですね。

Botos は、多くのミュージシャンと共演しているようなので、知らない間に聴いていた
という場合もあるかもしれませんね、これかがとても楽しみなピアニストですね。
詳しい情報はお次のトピックで載せますので、お楽しみに。

ピアノ、良いね。

>コロコロと良く転がり、右手が面白いほど楽しく踊ります。
粒立った音というのでしょうか。
最後に張り付けてある映像では、激しい感じですが、コロコロと言う感じがします。
このドラマーは女性でしょうか。
今度は、やさしいピアノを聴いてみたいな。

>私とした事がカメラに充電したバッテリィーを入れ忘れ、いざカメラを使おうとボタンを押し
>たら Dead Silence ! あちゃこんなはずではなかったのに。
がっかりでしたね。でも、写真を提供してくれる方がいてよかったね。
私も、おかげで見られたし(笑)。

>*Someday My Price Will Come, ビル・エヴァンスより良かったかも。
聴いてみたいなあ~。

ピアノトリオは激しくても優しくても、どちらもいいですね。
秋の夜長は、しっとりとしたピアノトリオを聴いて過ごすのがいいかも。

良いピアノですね

クミ様、こんばんは。
なかなか力のある良いピアニストですね。
タッチの強さとテクが魅力的だなと感じました。
そうそう、お薦めのアルバムを教えて下さい。

No title

クミさん こんばんは
このピアノはとても軽快で心地よいですね。
それでいてちょっとモーダルで迫力もある。
好みです。写真もいい。音が聞こえてきそうな感じ。ライブの空気を伝えてくれますね~。

Re: ピアノ、良いね。

Miyukiさん、おはようさんです。

Botos を始めて聴いた時は、もうガ~ンって感じでした。
静の人なのに躍動してるって感じで指からほとばしるエネルギーの滴が
めちゃ飛び散っているというか表現が難しいなぁ、そのインパクトは強かったです。
(おとなしい感じで口数のとても少ない方、優しい語り口でプレーする時の印象とは反対)

この女性ドラマーは結構いろいろな盤に参加していて、10年前のジャズガイドブックでは
名前がすでに出ています。ジャズ雑誌でもたまに出てるし、みっちりと経験を積んでいるようですね。
たぶん気が付かない盤で聴いているかもよ。

> 私も、おかげで見られたし(笑)。

後に、もう一人のジャズ仲間の方が一杯送ってくださいました。次のトピックで使わせて
いただくことにしました。ほんと最近の私、ちょっと恐いです(笑)

とにかく一押しのピアニストです、かなり多くのミュージシャンと共演しているので。
そのデータもまとめようと思っているのですが、時間が。。。

Re: 良いピアノですね

KAMIさん、おはようございますv-273

でしょ、でしょ本当に素敵なピアニストなのです。
あの力強いタッチなのに、途方もなくロマンティックなんです。
お薦めは次のトピックでご紹介いたしますので、まっててくださいね。
早く、書かなきゃ(^^;

Re: No title

マダムさん、おこしやすぅ(^^)

トータル11曲を聴かせてくれたのですが、もっと聴きたいそこで終わらないでぇって感じでした。
7歳から自己流で学んだピアノだそうです。それ以前は太鼓をたたきながらジプシィー民謡で
鍛えられていたから音感は抜群だよね。内からあふれ出る熱いもの感じます。

Robi Botos

この人、ソフィー・ミルマンの最近のアルバムでバックやっていますよね。
良いピアニストですね。

Re: Robi Botos

TAKASHIさん、おはようさんです。

よく気がつきましたね、Take Love Easy の盤では一曲だけ参加していますね。
伴奏だけど、ちょっとキラキラと光っていると思いません?
途中からラテンの乗りで以外な展開になっていて後半で彼のピアノが走ってます、
楽しい仕上がりの曲やね。

興味津々

>ジプシー音楽一家の出身

もうココだけで興味津々です♪
次回以降の記事に注目だわっ!
(でも、ボチボチやってくださいね。)

Re: 興味津々

トミー君、おはようございます。

彼にはもう二人の兄弟がいて、ドラムとベースなのでBotos Brothers という Trio も
組んでライブをする時があるのです。これがまたとても良いトリオです。
トミー君が待っているとなると、早く書かなきゃね、でも私のチンタラペースはこれから
も続くでしょう(^^;

Golden Earrings

"Golden Earrings"は昔々、ジプシーがヴァイオリンを奏で、そのメロディーを口ずさんでいたのをヴィクター・ヤングがインスパイアーされ作曲したというのが定説です。ピアニスト、ジーン・ディノヴィは年を隠す為お茶目に「19?1年、ペギー・リーから聴かされた」(実際には1951年)と言いながらこの名曲を演奏します。ディノヴィの演奏もウットリしますが、このピアニストのそれも素晴らしいでしょうね。

Re: Golden Earrings

上不三雄様

コメントを有難うございました。
そういうお話だったのですね、インスパイヤーというよりオリジナルのジプシィー民謡を始めて
聴かせていただいて、なんだかこれってコピーだわと言う印象を受けました。

しかし美しい曲が小さい地域に留まらずこうして皆さんに愛され歌い継がれていっているのだから、
それで良いのかもしれせん。ペギー・リーの哀愁をおびたヴォーカルもとても素敵ですもの。

Gene Dinovi の ”Golden Earrings” の盤のジーンさんのゴールデン イヤリングスは
とてもリリカルで都会的な風景を持った演奏で民謡のオリジナルとはかけ離れた鮮麗された
アレンジで大好きです。
Botos はまったく違ったスタイルを持つピアニストですが、すっかり彼の音色の虜に
なってしまいました。上不様がカナダにこられたおりには是非聴いていただきたいピアニストです。

デュオ

クミさん、こんばんは 。

今週は奇しくも、鈴木良雄さんと、山本剛さんのデュオライブを聴きました。クミさんが楽しまれたデュオ同様、ソロやトリオとはまた違った緊張感があります。ファーストセットのラストはキャラヴァンでした。エリントンを外せないところはカナダも日本も同じですね。

Golden Earrings といえば日本ではあのピアニストです。来週はこれで決まりました。カナダからネタ拝借、な~んか国際的だなぁ。(笑)

Re: デュオ

Ddukeさん、今日は。

この2年位は、デュオを聴く機会が増えています。
なんだか二人の決闘みたいなところがあったり、dukeさんの言う緊張感という張り詰めた
空気というのも好きです。

でもとてもリラッックスして、緊張感なしにただただ楽しんでいるという雰囲気もいいですね。
デュオの面白さは、二人だけの世界が途方もなく広がっていってどんなものが出来上がって
いくのか想像できないから、楽しいですね。

今週の御題はゴールデン・イヤリングスですか?
一体、何が来るのか?ヴォーカルそれともインスト?毎週楽しみにしています。
音楽に国境はないですね。ジャズ仲間の輪も国境なしです!


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://nono54.blog88.fc2.com/tb.php/18-3f278ef8
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

Robi Botos «  | BLOG TOP |  » Dave Young

プロフィール

まん丸クミ

Author:まん丸クミ
カナダのジャズ情報を
独断と偏見でおおくりします。

↑ のイメージは本人ではなく
まん丸クミの描いた点画です。

*掲載した写真(タイトルを含め)、記事の私的保存などは構いませんが、改変や転載等はご遠慮くださいね。

リンクはご自由にどうぞ、また過去記事へのコメントも大歓迎です。

カテゴリ

Introduction (ようこそ!) (1)
Introduction ( English ) (1)
未分類 (21)
Live (62)
Piano (5)
Bass (2)
Sax (2)
Trumpet (0)
Trombone (1)
Guitar (1)
Drums (0)
Vibraphone (1)
Vocal (3)
Favorite Tune (6)
Chet's Room (5)
Fred's Room (3)
K's Library (2)
K's Kitchen (6)
Buzzworthy CDs (8)
My Favorite Things (1)
Just Dropping By (掲示板、お知らせもどき) (23)
Journey to The Land of Wonders (ジャズ巡礼日本) (9)
珈琲処 まん丸クミ(ジャズ以外のお話) (4)

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

FC2カウンター

月別アーカイブ

リンク

このブログをリンクに追加する

検索フォーム

RSSリンクの表示

QRコード

QRコード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。