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2018-12

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友遠方より来る2017!Tony Monaco with Ted Quinlan & Vito Rezza at Rex Jazz Bar 4/2/2015 - 2018.08.22 Wed

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( photo by Luca Ciccioni )

今回掲載するライヴはもう3年も前に行ったものですが、せっかくなので記しておく事にしました。それは去年夏の楽しい思い出に繋がるからです。ばあ様にはジャズ・バディー兼ボディーガードのS君という30代の友人がおりました。過去のジャズ・リポートに時々登場する息子ほど年差の青年ですが、ばあ様、じい様連中にはとても親切で、とにかくジャズに対して嬉しいほど反応してくれるのが本当に頼もしい存在でした。しかも趣味がジャズ・ドラムス(セミプロか)というから余計に素晴らしい。しかしお仕事の都合で急遽日本に帰国する事になり、ばあ様はそれ以来ジャズ・バーでのライヴへは、すっかり足が遠のいてしまったのでした。いくらばあ様でも一人で夜のジャズ・バーに行くのは憚られるものですから。

そんな頼もしい存在であった懐かしのS君から、なんとお仕事の都合でアメリカまで来ているので、カナダにも立ち寄るという連絡が。(右目手術前の初夏)しかも予期せぬ再会にはS君のお嫁さん同伴というので喜びが二倍になりました。その日は久々に再会するS君とお嫁さんのY子ちゃんを最寄りの駅でピックアップし、まずは我が家へランチにご招待。忙しいスケジュールをぬってばあ様の所へお嫁さんを連れてきてくれたS君は、すこし体格も豊になって、お嫁さんの料理上手というのが良く分かりました。彼女を見守る目が優しくとてもお幸せそう。

ばあ様は唯一自慢できるお得意のベルジン・ワッフルを作りました。とても喜んで驚くほど沢山食べてくれました。新鮮なフルーツやヨーグルト、メープル・シロップを添えたワッフルは格別ですね。若い二人の食欲と食べ様の気持ちの良いこと!作り甲斐がありました。

食事の後片付けは、私が後でするので構わないでというのに、Y子ちゃんはすぐに済みますからと、さっさと洗い物を済ませてくれました。それだけでもばあ様はテキパキとしたY子ちゃんの要領の良さと素早い行動力に関心!そしてその心使いと優しさにあっという間にY子ちゃんのファンになってしまったのでした。しっかり腕にも技術をお持ちのY子ちゃんは生活感もしっかりと両立されたお嬢さんでした。

ペアー・ルックというのが苦手なばあ様ですが、さりげなくコーディネートされた普段着に、お揃いのナイキの黒いランナーを履いていたのが印象に残りました。これもよ~く見なきゃわからないくらいさりげない感じ、でも一緒にお洒落しているという二人感があって若いってやっぱりいいですね。素敵なお二人でした。しかも重たかったでしょうに日本酒のおみあげまで、感謝です。S君とても素敵なお嬢様と出会いましたね。これが去年の嬉しかった事のひとつです。「友遠方より来る」、これほど楽しい事はありません。

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(photos by manmarukumi at Rex 2015)

さて、ばあ様の選んだライヴなら何でもオーケー、お供しますという事だったので、普段は聴く機会のないオルガンを選んだのは前年この Tony Monaco (Hammond B3 Organ ) がレックス・ジャズ・バーに来た時に見逃したからでした。日本ではあまり人気がないのか、雑誌などで紹介されていないように思うのですが、トロントではたまに名前を見る事もあり、一度逃しているのでこの機会は逃せませんでした。いつもとは違って立ち見観客も多く、かなりの熱気がレックスに漲っていました。絶対にこのオルガニストはS君にも満足してもらえると確信していたので、このライヴを選択して本当に良かったです。

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(Ted Quinlan at Rex 2015)

ギタリストもカナダではもう数えきれない録音に参加している、知名度の高いTed Quinlan です。2015年制作の ″Born To Be Blue" という Chet Baker の自叙伝的映画ではマリアッチ・バンドのギタリストとしてほんの数分登場していましたが、帽子をかぶっていたので分からないでした。最後にでてくるミュージシャンのクレディットをみて、あっQuinlan が出ているわって感じでしたけど、彼はコンポーザーでもあり、また教鞭をとる教育者でもあります。ジャズに限らず多くのカナディアンのCDでゲスト演奏している彼の名前を発見します。ドラムスの Vito Rezza もまた同様にポピュラーなドラマーです。

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さて Tony Monaco は、Jimmy Smith 系のオルガニストというか、小さい頃にはアコーディオンを弾いていたらしいですが、12歳頃に初めて Jimmy Smith を聴いて感銘し、深く影響を受けそれ以来オルガンに変わったという経歴です。彼はその後 Jimmy Smith に自分のテープを送り、なんと本人から電話がかかってきたそうで、16歳の トニーに演奏に対してのアドヴァイスなどを与えてくれたそうで、神と崇めているスミスからのアドヴァイスを今でも忠実に守っているとヴィデオの中で説明しているシーンがあります。今回のライヴも、ジャズ、ブルース、なんでもありのグルーヴ感の濃い熱いものでした。

ダウンビート誌のポールで2005-2011年では、ジャズ・オルガニストのトップ5に入っています。そして彼の初めてのCDをやはりオルガニストの Joey DeFrancesco が ″Burnin Grooves" をプロデュースしており好評を得ているようです。ばあ様はまだ聴いたことがないので分からないのですが、生の演奏から想像すると、きっと熱いエネルギーを発散させた聴きごたえのあるアルバムでしょう。近年ではギタリストの Pat Martino と数年ツアーを共にしていました。この映像はユーチューブにもアップされているのでご覧になれますよ。

tony monaco jacket

今夜の選曲は、ブルースから始まりました。なんだかすでに素敵なライヴの予感が漂ってきました。きっと観客の多さとこの熱気から発散されるものなのかもしれません。二曲目は、I can't Give You Anything but Love, Baby、そして Pennies from Heaven なんだか少し意外な曲ですね。三曲目の Here's That Rainy Day から、なんと When Johnny Comes Marching Home なんて曲が飛び出し、お次ななんだか分からなかったな。それから Bugs Blues だか、タイトルが思いつく前に曲が終わっているような次第でした。これでファースト・セットはお終い。「いやぁ~まん丸さん、最高に良かったですね!」というS君の感想が、ばあ様も満足です。

セカンド・セットは、なんだかとてもファンキーなノリノリの曲から始まりました。次にきたのが Amazing Grace で、彼の心の中に浮かんだ曲を気ままに演奏しているって感じですね。つづくのはボサ・ノバ風アレンジ、何を演奏しても楽しいので観客はぐいぐい彼のペースにはまって行くという感じでしょうか。とにかく熱い彼のパフォーマンスはライヴならではと思います。これがCDになってしまうとどうなるのかしらと思います。次はブルース、そしてジャズのスタンダードが続きます、I Wish Upon a Star, Very Thought of You, My One and Only Love 、本当に来て良かったと思えるライヴでした。満足度100%でした、もし彼がいつか日本に遠征されることがあれば、是非お聴き頂きたいアーティストです。

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レックス・ジャズ・バーのスタートは遅い、一番人気のライヴは3つある最後のショーで9時45分始まりです。ライヴが終わるともう12時近くになって、最近夜の運転が苦手になったばあ様は、ダウンタウンにお住まいのジャズ友である Mr.M氏の所でお泊りさせて頂きます。奥様のM子お姉さまとお喋りに花を咲かすのも楽しみのひとつ。いつも本当にお世話になっています。感謝、感謝!

そして寂しいおしらせは、楽しみにしていた「一力ジャズ」も終了してしまいました。ミュージシャンへの費用が上がったり、レストランの都合もあり、続ける事が不可能になりました。今まで沢山の素晴らしいアーティストをこの小さな空間で楽しませて頂きました。このスペースだったからこそミュージシャンとの交流も自然な形で可能だったように思います、色々な面で楽しい経験をさせて頂いて感謝です。一力レストランの皆様、そして出来るだけ長く続けようと努力して下さった力さん、本当にありがとうございました。

最近は、ライヴに行けていないので少し欲求不満になっているのは間違いない。まあ色々ありましてこの歳になると野暮用が増えてしまって自分でコントロールできない事も多々ありますが、まあ一歩一歩焦らず進んで行く事が大切ですね。

気分転換に子丸を誘ってこの夏最後、おあずけになっていた小さな旅にでも出かけるのもいいな、
どうなりますやら・・・


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( 陣取ったテーブルの壁にはこんな写真が at Rex jazz bar 2015 )


日本では自然災害による被害が多くの県に広がり、この天候の異常さに目を見張るばかりです。これからは台風のシーズンに突入し気が気ではありません。どうか皆様もお気をつけてお暮しくださいませ、安全な生活がおくれますようにお祈り致します。

● COMMENT ●

まん丸クミさん、
お久しぶりです。

親しい友人って、波長が合って会話が弾むし本当に楽しい時間を過ごせますよね。そういう人って多くはいないし、会える機会を失うと寂しいですよね。
人付き合いの悪いtam.raも、数年前まではいましたが今はいないな!

クミさんが近所に住んでいたらライブにお誘いしたい!

4か月はちょっと空き過ぎ、です。

それではまた...

Re: タイトルなし

tam.raさん、こんばんは

私の数少ない友人は、殆ど国外におりなかなか会える機会がありません。
トロントに在住のジャズ仲間さんはご高齢の方が多く80代とかなので、
遅いライヴはご一緒する機会がだんだん減っており寂しいですね。

なのでジャズのライヴやコンサートとか、ほとんど一人で行っています。
それも一人で行って安心なコンサートホールのような場所だけです。

なのでこのブログを通じてジャズ友になって下さった方々とご一緒にライヴ
なんかにいけたらどんなに楽しいかと思います。
いつか日本に行った時は、M54さんやJworksさんも誘って行きましょう!
オフ会が出来れば最高に楽しいですね。いつかきっとですね。
(8年前に参加した東京と新潟のジャズ仲間のオフ会は最高でしたから)

次の更新は4カ月かかりません、書き始めたトピックスが中途半端に
かなり溜まっているので、秋の気配も感じる今日この頃少しづつ書き終えよう
と決心しました。な~んてっちゃって(口先ばかりのばあ様でした)
いつもコメントありがとうございます。


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