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2017-04

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Small Cafe #2 - 2010.12.08 Wed

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( photos by manmarukumi )

日本で羨ましいと思うのは、こういうスモール・カフェーが街の片隅にひっそりと存在している事かもしれません。そしてジャズが流れているって事が肝心な要素です。しかもこういう場所は、その土地に住んでいる人にしか知られていなくて言わば隠れ処的な要素もあるわけで人には教えたくないのですね。でも何故そんな場所にまん丸がいたの?それは今からお話しましょう。

今回の長旅でお世話になった友人夫婦 T君と T子さんとは長~いお付き合いです。気心がしれていると言うか、「私達には、構わないでいいからね」 と言いますと、滞在中はまったく干渉せずにほんとに気ままにプレッシャーなしに自由にさせてくれました。

でも干渉しないと言ってもそこにはちゃんとした配慮が施され、朝起きると風邪をひいた親子の為に風邪薬(漢方薬から栄養ドリンクまでも)や喉飴やマスクなんかが用意されていたり。ほっておくどころかエキストラの細やかな気配りがされているんですね。お二人の優しい心使いに感謝しきれませんでした。本当にありがとう!

さてこの旅のベース・キャンプを貼らせて頂いた彼らの家がこの天王寺の南に位置していたのです。そこから私達はあっちこっちと旅に出てはキャンプに戻り、また出発という事を繰り返していました。だいたい旅から帰ってくるのが夜10時-11時頃と遅くなり、次日は休憩してまた次の日は目的地へ出発という具合いでした。しかしその休日も大阪では色々なスケジュールが予定に入っており、忙しい彼らとも時間が合わずゆっくりお食事という事もあいならぬまま最終日を迎えるという始末でした。

しかしハード・スケジュールの少しの時間の空きに自転車で行動できる範囲で素敵な所に案内してくださいました。その足になったのがこの自転車たちです。この友人御夫婦をこれからT&Tと表記します。

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( 子丸とT君とその自転車の数々、私が乗っていたのは赤いの )

T&T の趣味である自転車で四天王寺や新世界や南の街は「裏道」を走ってのサイト・シーィングは最高に楽しかったです。「へ~っ、大阪ってこんな所やったんや」という再発見はこういう所から発しています。私の知らなかった大阪の別世界はこの自転車ツアーからでした。こんな静寂なスポットや多くの坂道にはびっくり。電線がこんなに凄いとはまるでアートだ!(んなっ、大げさな) しかも戦後に廃止されたはずの「ア〇線地帯」まで、真昼間から堂々と存在している事に唖然としました。「あっ、こんな所を通ったのは子丸にはまずかったかな」って、T 君もう遅いって!

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( ノンビリ静かなお寺さんの庭や、坂道の多い神社への階段など )

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( こんなに沢山の電線が所狭しと空間に泳いでいるのをみた事が無い )

いやぁまぁ、色々な場所、裏道をひたすら走って到着したのが、この Small Cafe でした。お名前は隠しておきましょう。だってここは隠れ処なんですもの。 70代の女性店主様がお一人でコツコツとこのカフェーを続けておられます。一つ一つのカップに注がれる珈琲の香りの良いこと。ほっと一息すると聴こえてくるジャズの響き。こういう空間が、こういう雰囲気がこちらにはありませんね。これってきっと日本独特の喫茶というものかもしれません。フランスのカフェーやイタリアの立ち飲みバーや北アメリカのコーヒーショップとは完全に違った種類の雰囲気ですね。そしてこんな曲が流れています

店主様の趣味は、来客のポートレートを白黒フィルムを使って撮影するという事で、私達も早速被写体になりました。定休日に御自分でそのフィルムを現像して焼くというのがホビーだそうです。次に訪問した時はそのプリントをプレゼントされるそうです。私達もそのプリントを後日頂きました。お元気で長く続けていただきたいです。

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( 小さい癒しの空間、静かな女主人のお人柄も魅力の一つです )

疲れた時にちょっと立ち寄って美味しい珈琲をいただく、濃厚な香りのする珈琲が目の前でゆっくりと時間をかけて自分の為だけに用意されます、そのコーヒーカップを店主が自分の目の前に置くまでの儀式も楽しみの一つなのかも知れません。スペースはお客様が6-7人も座ると満席になってしまいます。子丸は初めて味わう日本の珈琲ショップにいたく興味を持ったようです。子丸のオーダーしたフルーツジュースも手作りの濃度の高いもので味も天下一品!

こんな素敵なジャズの流れる珈琲屋さんが私の街にもあればいいなぁ。

そう思わずにはいられない大阪の昼下がりでした。



● COMMENT ●

秘密基地ですね。(笑)

クミさん、こんばんは。
南に秘密基地があったのですね。その基地から出陣する、クミさんと子丸さんの姿を想像してしまいました。(笑)

大阪に住んでいた事があるのですが、北は洗練されていて、南は泥臭い(しかし味がある)と言う印象を持っています。

街の片隅にある喫茶店・・・良いですね。カウンターに座って、珈琲を飲みながらご主人と話す。幸せな時間だと思います。

でも、日本でも個人経営の喫茶店は減少傾向にあり、絶滅危惧種扱いなのです。
現存する喫茶店は、店主の強い想いで支えられているのだと思っております。

話は変わりますが、暴走老人のしんじさんは、病に倒れ療養中です。身体に麻痺があり、リハビリ中とのことです。ブログは、休止中です。今は、ツイッターでやりとりをしています。回復を祈っています。

Small Cafe

良いですね
この裏道界隈
浪速ご出身なのですか?
私は
今は
堺在住です
(あまり好きくない街です)
根が東京人なので♪

God bless you...

Re: 秘密基地ですね。(笑)

KAMIさん、v-273今晩は。

はい、どっぷり南の空気にひたりました。本当に味わいのある街でしたよ。
子丸はまったく違和感がないとまで言っていましたので、きっと DNA の中に組み込まれているのかもしれませんね。北にはない濃い難波のスピリットを感じました。

個人経営というのがとても大変な事は分かります、大手のチェーン店が幅をきかせて若者層だけでなく、便利さもあって多くの人々が利用しているのを見ても一目瞭然ですから。

KAMIさんの仰るように店主の強い想いで支えられているでしょう。一つでも多くのこういうカフェーがファンの為にサヴァイヴ出来ると嬉しいですが・・・

しんじさんのHPにアクセス出来なかったのはその為なのですね、いったいどうなさったのかと思っていました。はやく回復され、戻ってこられる事を願っております。

Re: Small Cafe

Azumiさん、お久しぶりです。

裏街道は、本当に楽しいでした。
今度からは自転車でと言う気にさせてくれました。(体力がつづけばですが)

生まれは京都府なのですが、幼児の頃から大阪で育っておりますので自分では大阪人と思っておりますよ。でも良く考えると「もぐりの大阪人」かもしれませんね。

堺は行ったことがありませんが、今旅は日本のスピードにはナカナカついていけませんでした。私はノンビリとカナダ・ペースですね。特に東京のスピードと街の大きさにはびっくりでした。

No title

こういうカフェは落ち着いて、本当に隠れ家と言った所でいいですね。
最近は、こういうところが少なくなってきたように思います。でも、無くならないでほしいです。

流れていた音楽もいいですね。ワルツ・フォー・デビィは、偶然ですが、私の携帯の着信音にしてあるます。

旅行で、こういう下町の雰囲気を味わえるのは、なかなか難しいと思います。良い体験でしたね。
それに、良いお友達がいいなあ。

Re: No title

Miyukiさん、今晩は。

日本でもやはり少なくなってしまっているんだね。若い頃よく通っていたカフェーにも行ってみたんだけど、外見はそのままでもドアが閉じてありました。凄く寂しい気がしたけど仕方がないのかもね。
KAMIさんの言うように、オーナーの強い気持ちで持ちこたえている所が多いのかもしれません。

私達の青春はやはりこういう場所がなくてはならなかったように思います。そういう時代だったのね、今の子は音楽が聴けてお喋りが出来て静かな場所ってどんな所にいるんだろうね。

> > ワルツ・フォー・デビィは、偶然ですが、私の携帯の着信音にしてあるます。

携帯をほとんど使わない私のは、ズーズーズーと響くだけです。なのでたまにかかってきても分からない時があります、携帯をもっている意味がないと言われます。確かに・・・・

本当にとてもよい旅でした。T君もT子もコテコテの下町の兄ちゃんと姐さんです。そんな二人が大好きです。いつも私が見えてない部分をうまく誘導して見せてくれる貴重な友達ですね。

No title

わたしの中ではジャズはアルコールとタバコの煙のイメージだったんです。
どうしてって言われてもただ何となくなんですが・・・。

でも、エヴァンスのワルツフォーデビーは朝の香り立つコーヒーに似合うのかな?と、思いました。

あひる

Re: No title

あひるさん、こんにちは。

時代によってジャズのイメージも変わってきましたね。
昔は楽譜の読めないミュージシャンが一杯おられましたが、いまじゃ音楽の博士号なんて
持っている人も結構いたりして、ジャズミュージシャンのイメージも変わってきました。

> わたしの中ではジャズはアルコールとタバコの煙のイメージだったんです。

でもこの感じはよく分かりますよ、夜更けのバーにムンムンとする煙の中で演奏している
キャッツ達のイメージは、やはり切り離せませんね。

今じゃ、綺麗なコンサート・ホールでノー・スモーキングの環境であったりしますものね。
どちらも甲乙つけがたいでが、私は禁煙なら何処でもオーケーです。

この曲は素敵ですから、どんな時にでも楽しめると思います。静かな夜にブランディーなんか
でも良いのではありませんか。私の場合は膝の上に猫ちゃんがいたりなんかすると最高です。
あひるさんの場合は、ロナちゃんかな(^^)


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